◆第2回JBC2歳優駿・交流G3(11月3日、門別・ダート1800メートル、重)
14頭(JRA5、地方9)で争われて、3番人気のアイスジャイアント(牡2歳、美浦・高柳瑞樹厩舎、父ダンカーク)が、三浦皇成騎手の手綱に導かれて直線で豪快に差し切り、デビュー2連勝で重賞初制覇を飾った。勝ち時計は、1分53秒0。
1番人気だった地方のナッジ(阪野学騎手)が1馬身半差の2着。4番人気のリコーヴィクター(笹川翼騎手)が3着に続き、今年はJRA所属馬が栄冠を勝ち取った。
三浦皇成騎手「本当にこの馬にとっても、2戦目で重賞を取れて、いい経験になったと思いますし、その鞍上を任せていただいて感謝しています。今日も落ち着いていましたし、調教でもいい感触を得ていました。(道中は)ここまで後ろになるとは思っていなかったが、こうなることも頭に入れて競馬を運びました。終始手応えは良かったです。やはり2戦目で重賞を取れたのは、この馬の潜在能力、素質があるからこそ。今後の楽しみが広がってくると思います」