【大学野球】清原和博氏長男の慶大・正吾、父の前で神宮初安打 今度は「ホームランを」

新人戦の試合後、整列する慶大・清原正吾
新人戦の試合後、整列する慶大・清原正吾

◆東京六大学新人戦第1日 ▽慶大2―7早大(1日・神宮)

 西武、巨人などで通算525本塁打を放った清原和博氏(54)の長男の慶大・清原正吾内野手(1年=慶応)が、1日に神宮で行われた東京六大学新人戦の早大戦で“神宮初安打”を記録した。5番・一塁手として先発出場。3打席目の6回1死無走者でショート左への内野安打を放った。

 低めの変化球を引っ張った清原の打球は、緩く三遊間に転がった。左へ動いて捕球した遊撃手からの送球がそれ、必死に一塁ベースを駆け抜けると、神宮のスコアボードに「H」の文字がともった。

 「納得のいくヒットではなかったのですが、チームのためにつなぎたいと思って走りました」と清原。高校時代にアメフトで磨いた走力を生かし、次打者の初球に初盗塁も決めた。「ヒットエンドランで空振りしたのが分かったので、何とかしてセーフになろうと…」。全力プレーで躍動する姿を、ネット裏で父・和博氏が静かに見守っていた。

スタンドで観戦する父・和博氏
スタンドで観戦する父・和博氏

 春の新人戦で神宮デビュー。2試合で5打席4打数無安打だった。この日の1、2打席目は三ゴロと投ゴロ。変化球でタイミングを狂わされていたが、「自分の持ち味はフルスイング。振っていくことでタイミングを合わせていく」というスタイルは崩さなかった。全3打席の12球で見送りは2球だけ。超攻撃的な姿勢が実り、通算8打席目で待望の初安打を記録した。

 新人戦は残り2試合。「今度はクリーンヒットですね」と取材陣に話を向けられた清原は「フルスイングしてホームランを打ちたいです」と力強く返した。(浜木 俊介)

 ◆清原 正吾(きよはら・しょうご)2002年8月23日、東京都生まれ。19歳。幼稚舎(小学校)から慶応育ち。野球チームに所属していたのは小学生までで、中学ではバレーボール部、高校ではアメフト部でプレーした。慶大入学後に野球に再チャレンジ。リーグ戦出場の経験はない。186センチ、90キロ。右投右打。

  • 6回1死、内野安打を放つ清原

    6回1死、内野安打を放つ清原

 ○…まだリーグ戦出場の経験はない清原だが、今夏はAチームの北海道合宿に招集されるなど、ベンチ入りへの階段を一歩ずつ上がっている。夏から秋のオープン戦、紅白戦では5本の本塁打を記録。堀井哲也監督(59)は「Bチームなのでレベルの違いはあるが、チームで一番多く打っている」と目を細める。来年に向けて「この先の成長と新チームの編成によっては、十分に(ベンチ入りの)チャンスはあると思う」と台頭を期待した。

新人戦の試合後、整列する慶大・清原正吾
スタンドで観戦する父・和博氏
6回1死、内野安打を放つ清原
すべての写真を見る 3枚

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請