12月5日の福岡国際マラソンに設楽悠太ら 瀬古氏「最後にふさわしいメンバー」

設楽悠太
設楽悠太

 12月5日に行われる福岡国際マラソン(福岡・平和台陸上競技場発着=42・195キロ)の主催者が1日、招待選手発表会見をオンラインで行った。国内招待選手は男子マラソン元日本記録保持者の設楽悠太(ホンダ)や東京五輪男子マラソン補欠の大塚祥平(九電工)ら10人が名を連ねた。出席した日本陸連の瀬古利彦・副会長は「最後の福岡にふさわしい選手が集まりました」と期待。今大会を最後に、レースは終了される。

 国内招待選手を読み上げた瀬古氏は「記録が出るという意味ではすごく楽しみなメンバー。(2月の)びわ湖マラソンでの2時間4分56秒(日本新)を越えるレースを期待できると思っている」と太鼓判を押した。注目選手にはびわ湖で2時間6分台をマークした細谷恭平(黒崎播磨)と東京五輪補欠の大塚を挙げ、「細谷選手は5000メートルでも13分30秒台を出して伸び盛り。大塚選手も五輪では補欠一番手だったが、すごく練習していた。他にも気になる選手はいるが、ぜひ、3年後のパリ五輪へ名乗りを上げて欲しい」と話した。

 さらに、昨年3月の東京マラソン以来のフルマラソンに挑む設楽については「大迫君のライバルというか、同い年でやってきましたからね。彼の走りが楽しみ。また6分台の力を出して、若い選手たちに『オレはここにいるんだ』と存在感を見せて欲しい」と復調へ期待。一般参加の兄・啓太とともに注目が集まる。

 エリートの部のみで行ってきた歴史的な大会だが、有力選手の招へいや厳しい財政状況が続いたことなどが理由で存続が難しくなった。5回出場して4度の優勝経験を持つ瀬古氏は「なくなるのは私が一番寂しいと思っている」とコメント。現在は東京マラソンなど一般参加型の大都市レースが主流で、エリートのみによる大会では継続が難しい。後継大会は設定されていない。

 主なエントリー選手は以下の通り。

【国内招待選手】

 〈1〉設楽悠太(ホンダ)

 〈2〉細谷恭平(黒崎播磨)

 〈3〉高久龍(ヤクルト)

 〈4〉上門大祐(大塚製薬)

 〈5〉定方俊樹(三菱重工)

 〈6〉大六野秀畝(旭化成)

 〈7〉木村慎(ホンダ)

 〈8〉川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)

 〈9〉大塚祥平(九電工)

 〈10〉寺田夏生(JR東日本)

【主な一般参加選手】

 〈26〉岩田勇治(三菱重工)

 〈28〉村山謙太(旭化成)

 〈29〉宮脇千博(トヨタ自動車)

 〈30〉二岡康平(中電工)

 〈37〉福田穣(NN ランニングチーム)

 〈49〉設楽啓太(日立物流)

 〈58〉田口雅也(ホンダ)

 〈87〉牛山純一(CITY RUNNER)

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