東北福祉大が歴史的大躍進! 全日本大学女子駅伝で9位 過去最高の14位を大きく上回る

過去最高の9位に入った東北福祉大チームは、監督にちなんだカブキポーズで記念撮影
過去最高の9位に入った東北福祉大チームは、監督にちなんだカブキポーズで記念撮影
スタート直後、先頭で走る1区・金沢(中央)
スタート直後、先頭で走る1区・金沢(中央)

◆報知新聞社後援 全日本大学女子駅伝 対校選手権 (31日・弘進ゴムアスリートパーク仙台―仙台市役所前市民広場=6区間38・1キロ)

 全国から集まった25校(オープン参加の東北学連選抜は含まず)で争われ、東北勢では東北福祉大が2時間8分46秒で9位に入った。入賞は逃したが、過去最高の14位を大きく上回る成績だった。5位で通過した2区・小松莉菜(3年)は、4区・武内わかな(3年)と共に区間6位。全国の強豪にも負けないレースを演じた。

 東北福祉大が“ホーム”の仙台で最高の瞬間を迎えた。過去最高タイムで目標としてきた過去最高14位を、今年は9位と大きく更新した。「ここまで長かった、やっとでした」と同大OBで就任7年目の冠木(かぶき)雅守監督は、喜びひとしおだった。

 努力が実を結んだ。昨年17位からの挽回を狙い、「練習の仕組みも意識も、全部を変えた」と冠木監督。夏場の約2か月間に走った距離は1人100キロ~200キロほど増やし、例年以上にケガの予防に力を注いで、土台作りから見直した。9月の予選会では大会新記録を打ち出すも、「レースにアグレッシブに入れないようじゃ、全国とは戦えない」と指揮官は満足しなかった。全国の強豪と渡り合えるチームに―。そのために厳しさを求めた。

 過去最高のタイムと順位で走りきった。仙台開催では過去最高の区間順位選手も出した。小松と武内が区間6位に輝いたが、東北福祉大としては18年の区間7位(1区)が歴代最高だった。8位でタスキをもらい2区を走った小松は、折り返し地点からペースを上げて3人抜きの5位で“貯金”を作った。杜の都は初出場だったが、「チーム唯一の仙台市出身者として、メンバーに入れなかった仲間の代表として、やってやるんだと思っていた」と生まれ育った街にありったけの思いをぶつけた。

 指揮官からは、「エースはいない、決して強いチームじゃない」と言われ続けてきた。だが、昨年に続き1区を走った金沢佳子(3年)は昨年16位から今年は8位通過。4年連続出場のアンカー・小高夏綺(4年)は順位を落とさず一桁順位でテープを切った。スタートからゴールまで8位入賞ラインで争えるチームに成長し、冠木監督は「100%に迫る力を出したと思う。素晴らしい努力だった」とねぎらった。38・1キロで出した答えを自信に、来年は初入賞を狙う。(小山内 彩希)

過去最高の9位に入った東北福祉大チームは、監督にちなんだカブキポーズで記念撮影
スタート直後、先頭で走る1区・金沢(中央)
すべての写真を見る 4枚

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請