【巨人】堀岡隼人、5年目右腕の進化「階段は1段1段上がらなくちゃダメだって気づいた」

笑顔を見せる堀岡隼人(カメラ・佐々木 清勝)
笑顔を見せる堀岡隼人(カメラ・佐々木 清勝)
シャドーピッチングする堀岡隼人
シャドーピッチングする堀岡隼人

 巨人の堀岡隼人投手が、進化を遂げようとしている。

 みやざきフェニックス・リーグに参加している右腕。指揮する二岡智宏2軍監督代行が「今来ているピッチャーの中で一番いいんじゃないかな。自信を持って投げてるし、ボール自体もいいね」と、称賛する。

 10月30日の広島戦では、1-1の9回に登板し、7球で3者凡退に仕留めた。圧巻だったのは、最後の打者との対戦。カウント1ボール2ストライクから、154キロの速球で空振り三振に仕留めた。「三振を狙いに行って取れたので、良かったです」と笑みを見せた。

 力強いまっすぐが武器ながら、制球力の欠如が指摘されてきた堀岡。それが今回のフェニックス・リーグでは、ここまで7試合に登板して無四球。何が右腕を変えたのか―。

 「ストライクゾーンに力強い球を投げて勝負しなきゃ、と思ったんです。自分のできることは、それしかない、と」。

 堀岡は高卒として、2016年の育成7位で巨人入り。17年の右肘クリーニング手術を経て、19年に支配下登録を手にした。今季は1軍登板はないが、19、20年で計15試合登板(通算0勝0敗、防御率7・41)。しかし、この1軍経験が逆に、迷走のスタートとなった。

 「1軍の投手は、変化球のレベルも高い。ボール球もうまく使って、ゲームメイクする。それを見ていたら、自分もなんとかしなくちゃと思った。でもそれって僕にとっては、階段を2段飛びで上がるようなものだった。階段は1段1段上がらなくちゃダメだって気づいたんです。目の前の、自分が今できることをやる、ってことですね」。

 改めて自らの武器が力のある速球であることを認識。そして「しっかりストライクゾーンで勝負すると、ファウルにできたり、ゴロで仕留められたりできる」と手応えも感じ始めている。

 二岡2軍監督代行が「このフェニックスでは、すべて競争。競争に勝ち残る投手が、いいところで投げられるようになる」と話す中で、クローザーの仕事も託されている堀岡。これからの活躍が楽しみだ。

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