浜松開誠館・辻本桜寿が男子3000メートル障害の高校1年生記録を更新

男子3000メートル障害の高校1年生記録を更新した浜松開誠館・辻本桜寿
男子3000メートル障害の高校1年生記録を更新した浜松開誠館・辻本桜寿
表彰台で賞状を掲げる浜松開誠館の辻本桜寿
表彰台で賞状を掲げる浜松開誠館の辻本桜寿

◆陸上東海高校新人大会 第1日(30日、静岡スタジアムエコパ)

 男子3000メートル障害で、辻本桜寿(浜松開誠館1年)が9分2秒82の大会新記録で優勝した。先月25日に行われた県高校新人大会で叩き出した高校1年生歴代最高記録(9分4秒76)を自ら1秒94更新した。

 高校1年生歴代最高記録を自ら更新し、県高校新人と“2冠”を達成した辻本。だがレース後に笑顔はなかった。「9分切りを目指していたので」と目標タイムに届かず不満顔。さらに練習でもレースでも常に“一人旅”でペースをつかむ男にとって、2位の小林周太郎(三重・伊賀白鳳2年)の追い上げに焦りが生じた。

 独走とはいかないレースに「なかなか離せずリズムが狂った」と思い通りにいかない展開が続いた。「障害を飛ぶ時に圧迫感があり、いつ抜かれるのだろうと思ってしまった。呼吸とかも気になった」。それでもスーパー1年生は、スタートから一度も首位を譲らず、トップでゴール。安堵(あんど)した表情で両手を突き上げ仲間の拍手に応えた。

 全国優勝を目標に掲げる辻本にとって「来年になったら、こういうレース展開が増える。来年につながる良いレースだった」。2位とのタイム差5秒59。自身初の“接戦レース”を振り返った。「スピードは確実についてきている」と手応えを話した後に「持久力をつけていきたい」と今後のテーマを語った。

 31日は5000メートルに出場。来月7日には県高校駅伝にもエントリー。そんな過密日程のつかの間の楽しみは、大好物の甘い物を食べることだ。「最近止まらなくて1キロ体重が増えました」と微笑んだ。

 「楽しくて仕方がない」と高校から始めた3000メートル障害で今後は勝負をする。来シーズンの目標は「8分50秒を目指す」と力を込めた。(森 智宏)

男子3000メートル障害の高校1年生記録を更新した浜松開誠館・辻本桜寿
表彰台で賞状を掲げる浜松開誠館の辻本桜寿
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