田中希実 初の賞金レースで100万円ゲットも「物欲がないので、合宿費に充てたい」

卜部蘭(右)と競り合う田中希実
卜部蘭(右)と競り合う田中希実

 陸上で国内初の中距離賞金レース「TWOLAPS ミドルディスタンスサーキット in 東京」が30日に、駒沢公園陸上競技場で行われた。賞金100万円をかけて行われた女子1000メートルでは、東京五輪女子1500メートル8位の田中希実(22)=豊田自動織機TC=が2分39秒59で優勝。自身が持つ日本記録(2分37秒72)には届かなかったが、東京五輪をともに戦った卜部蘭(26)=積水化学=との一騎打ちを制した。

 スローペースから最後の直線勝負までもつれた接戦だったが、田中は「賞金より勝つことにこだわっていた」。最後はやや失速したが意地のトップ。中距離女王の座を守った。100万円の賞金については「物欲がないので…。合宿費に充てたい」と明かす。今大会のテーマは「日本中距離界を盛り上げる」ということもあり、「合宿で少しでも何かを吸収してもらいたい」と、22歳は次世代のランナー発掘にも意欲を示した。(太田 涼)

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