10月30日の阪神5R・2歳新馬戦(芝2000メートル=12頭立て)は2番人気のマテンロウレオ(牡2歳、栗東・昆貢厩舎、父ハーツクライ)が、デビュー勝ちを飾った。勝ち時計は2分2秒8(良)。
マテンロウレオは道中では中団から進めて最後の直線へ。前が狭くなる場面がありながらも、内から鋭い脚で伸びて差し切った。横山典弘騎手は「リズム良く競馬ができた。まだまだ子供っぽいところがあり、これからですね」と分析した。
母系をたどれば、昨年の阪神牝馬S・G2など重賞3勝のサウンドキアラ(牝6歳)、同じ昆厩舎で2019年の函館記念・G3を制したマイスタイル(牡7歳)がいる。どちらも、この日のスワンS・G2に出走する。