全日本大学女子駅伝31日号砲 札幌国際大・大西世那が勝負の1区「力を出し切りたい」

全日本大女子駅伝での健闘を誓う札幌国際大女子チーム(前列左端が大西)
全日本大女子駅伝での健闘を誓う札幌国際大女子チーム(前列左端が大西)

 全日本大学女子駅伝対校選手権(報知新聞社後援、31日、仙台市・弘進ゴムアスリートパーク仙台~仙台市役所前市民広場=6区間38・1キロ)に、札幌国際大が5年連続で出場する。過去最高(18年18位)更新を目指し、工藤裕行新監督(72)は、カギを握る1区(6・6キロ)に貧血などを克服した大西世那(2年)=札幌啓北商高出=を抜てきした。

 大西は「1年前を考えると、全日本を走れるなんて信じられない。やってきたことを信じ、監督や応援してくれた人たちに感謝し、力を出し切りたい」と目を輝かせた。

 札幌啓北商3年で国体道予選800メートル3位。駅伝で全国を目指し同大学に進学したが、1年目の昨年は体調不良で実戦から遠ざかった。12月に就任した工藤監督から精密検査を勧められ受診したところ、強度の貧血や亜鉛欠乏症などが判明、体重も37キロまで落ちていた(現在47キロ)。以来、投薬、食事管理で治療し体調を整え、2月から練習を再開。監督がつきっきりで、最初は30分ウォーク、次は5分歩いて10分ジョグなど徐々に距離を伸ばし、今夏にはトラックで1000メートル×5本、400メートル×10本などスピード練習もこなせるようになった。10月の北海道学生選手権(千歳)では5000メートルを17分31秒で初優勝、エースに浮上した。

 工藤監督は「大西は試練を克服し、心身とも一回りたくましくなった。彼女の努力は仲間も知っているし、ひたむきな走りで流れを作ってほしい」と期待した。(小林聖孝)

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請