【大阪学院大】全日本大学女子駅伝、初優勝へチーム一丸!室伏主将&加藤の静岡出身コンビが巻き返し誓う

スポーツ報知
31日の全日本大学女子駅伝に向けて一致団結する大阪学院大・女子陸上競技部のメンバー

 大学女子陸上競技界の名門・大阪学院大が出場する「第39回全日本大学女子駅伝対校選手権大会」の号砲が迫ってきた。「杜の都駅伝」の愛称で親しまれている大会は31日、仙台市役所前市民広場をゴールとする6区間、38・1キロで行われる。28度目の出場となる大阪学院大は室伏香音主将と加藤詩帆加(ともに4年)がチームの中心。静岡出身コンビが昨年6位からの巻き返しを誓った。

 杜の都駅伝出場28回目で初の頂点を目指す主将の室伏は「4年間練習してきて、これだけ成長できたというのを自信に変えて、スタートラインに立つときは自信満々に楽しみな気持ちで臨みたい」と本番が待ち遠しそうだ。

 6位だった昨年、室伏は1区(6・6キロ)を3位で走った。「去年よりも上の順位でタスキを渡す、区間賞を取るというのが自分の中で一番の目標です」。室伏とともにチームを引っ張る加藤は1年から今大会に出場。2、3年時には3区(6・9キロ)を務め「今年も同じ区間で、1つでも2つでも区間前半から押し上げていく気持ちで走りたい」と力強い。

 8月から約2か月にわたって大分と岐阜で合宿を実施。クロスカントリー走など50キロを走るハードな日々だった。合宿では栄養士の指導で食事面にも注意を払いながら体づくりを徹底。夏合宿を経て成長を遂げたチーム全体を見て室伏主将は「体の中からアスリートとして整えてきた。シルエットがアスリートっぽくなった。動きがすごくスムーズになってきている」と手ごたえを口にする。

 「下級生も力を付けてきたので、自分たちも負けない様に声かけを意識してきた」と加藤。部員は練習以外にも寮生活で同じ時間を過ごす。今年は全員そろって朝食を食べることや最後に残った部員がゴミを片付けるなど新たなルールを制定。室伏は「当たり前のことをひとつひとつ見直した」と規律作りに気を配り、チーム全員で同じ目標に向かう機運を高めてきたそうだ。

 9月の関西学生対校女子駅伝は1、2年生中心で挑んだ。練習の成果を十分に発揮できなかった悔しさを糧にして杜の都に挑む。「4年間の集大成。最後は笑顔で走り切れるように、チームや支えてくださった方のために走るという思いを込めて最後の一秒まで力を振り絞りたい」と室伏。チーム成績は14年の3位が最高で、加藤は「悔いのない走りをして、結果で恩返しをするのが一番。チームでも個人でも納得の行く走りをしたい」と初優勝を見据えた。

≪ゴルフ部も活躍!岩田主将&楠田がそろってプロテスト一発通過≫

 大阪学院大はゴルフ部の活躍も目覚ましく、岩田大河主将と楠田常乃(ともに4年)がそろって今夏のプロテストを一発通過した。アイアンが得意な岩田は「すぱっと受かることができてよかった」と安ど。直ドラを得意とする楠田も「プロテスト合格を目標に4年間頑張ってきたので、一発で通ってうれしい」と声を弾ませた。

 岩田は経営学部、楠田は商学部に所属。学生生活を過ごしながらのプロ合格が大きな目標だった。岩田は「逆算して3年時に単位を取り終えてゴルフと両立できた」と振り返る。約1年半続くコロナ禍も工夫を凝らしてプラスにした。精神面の課題克服のためメンタルトレーニングを受講し、オンオフの切り替えの大切さを学んだ。練習後はバラエティー番組を見るなど休息時にリラックスすることで、逆に4日間大会でも「集中力が長続きするようになりました」と手応えを得た。

 楠田もプロテストに備え、ゴルフに集中できる環境作りに努めて学生生活を過ごしてきた。研究熱心な性格で、米ツアー屈指の飛ばし屋、ダスティン・ジョンソンなど海外選手の動画から技術を学び「一日中考えて練習していた」とゴルフ漬けの毎日を送ってきた。

 トッププロが集う大会出場にはQTでの上位進出などが条件となり険しい道が続くが、2人は未来に胸を膨らませる。3年時に就職活動を経験した岩田は「プロテストに合格してスタートラインに立った。調子に乗ることなく、地に足をつけてやっていきたい」と表情を引き締める。野球少年だった楠田は「野球界だったら大谷翔平みたいな、憧れられる選手になりたい」と大きな目標を思い描いた。

お知らせ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請