神戸MF郷家友太、最年長のU―22日本代表で「チームにいい雰囲気をつくる役目を」28日・香港戦

スポーツ報知
U―22日本代表の郷家友太

 U―22日本代表は27日、28日のU―23アジア杯予選・香港戦に向け、福島・Jヴィレッジで最終調整した。26日のカンボジア戦を4―0で勝利した日本は、引き分けでも6月にウズベキスタンで予定されている本大会への出場権を得る。チーム最年長で背番号10を託された神戸MF郷家友太が「選手を引っ張っていく立場ではある。チームにいい雰囲気をつくる役目を果たしたい」と、若き日本代表を連勝へ導く覚悟を示した。

 パリ五輪世代を中心としたチーム編成だが、今月上旬の合宿から2学年上の郷家を含め4人の”オーバーエージ”的な役割を求められる選手も招集された。その中でも唯一、19年のU―20W杯ポーランド大会を経験している郷家。「僕らの世代はU―20W杯アジア予選準決勝で負けてしまって。アジアで頂点を取らないとこれから世界で戦う上でやっていけない。世界を基準に選手一人一人がやっていかないと」と身を持ってアジアを戦い抜く厳しさを味わった。

 今年開催予定だったU―20W杯は新型コロナの影響で中止となり、パリ世代は一つ経験の場を失ったが、郷家は「何でこのタイミングでこの年代に自分が呼ばれたのかを考えさせられた。W杯を経験したのは、自分しかいない、還元しないといけないと思った。冨樫(剛一)監督も、僕の世代のメンバー一人一人に役割を、呼んだ意味を伝えてくれた。試合もだけど、私生活や会話からアジアの戦いで経験したことを伝えていかないと」と強い使命感をにじませた。

 香港戦は郷家ら合流が遅れたJクラブ所属の選手が先発出場する見込み。チームメートの神戸MF桜井辰徳は大会直前のけがで不参加となったが、飛び級で追加招集された青森山田高の後輩・MF松木玖生(青森山田高3年)がカンボジア戦では先制点を挙げるなど抜群の存在感を見せた。

 松木が中学生の時に一度練習をともにしたことがあるという。ベンチから見守った4歳上の”先輩”は「守られて難しい中、セットプレーの1点で緊張がほぐれた。追加招集とは思わせないプレーを見せていた」とうなずいたが、同じ攻撃陣のライバルとしても刺激になったはずだ。「試合の中では一番に声を出したい」と気合十分に語った22歳が、”後輩”に負けず年長者としてプレーでも勝利に貢献する。

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