【巨人】坂本勇人、長嶋さん魂「引き継いで、もっとプロ野球を盛り上げる」CSから日本一で恩返し

スポーツ報知
4月24日広島戦、先制2ランを放った坂本

 巨人の坂本勇人内野手(32)が26日、文化勲章を受章した長嶋茂雄終身名誉監督(85)=報知新聞社客員=に祝福のコメントを寄せた。伝統球団でプレーできることに感謝しつつ「長嶋終身名誉監督の思いを引き継いで、もっとプロ野球を盛り上げていかなければ」と約束。今季は3位に終わりリーグ3連覇を逃したが、ポストシーズンを勝ち抜き、常勝軍団復活の足がかりを作る。

 伝統球団でプレーできる喜びを改めてかみしめ、坂本は感謝の言葉を並べた。

 「僕たちが今、多くのファンの皆さんの前でプレーできるのは、長嶋終身名誉監督がファンの皆さまに愛され、野球界を大きく発展させてくれたおかげだと思っています。東京Dで長嶋終身名誉監督とお会いするたびに身が引き締まり、長嶋終身名誉監督の思いを引き継いで、もっとプロ野球を盛り上げていかなければと感じます。文化勲章の受章を心からお祝い申し上げます」

 坂本はここまで8度のリーグ優勝と2度の日本一を経験。12年は最多安打、16年は首位打者を獲得し、19年にはリーグMVPにも輝いた。「周りの選手から常に認められていたい」と自らを奮い立たせ、年々厳しくなる相手チームのマークをさらに上回ることで、最前線を走り続けている。現代の“ミスタープロ野球”に最も近い存在といえるが、その地位まで上り詰めたからこそ、長嶋さんの偉大さが誰よりも分かるのだろう。

 脈々と受け継がれてきた歴史のありがたみに応えるには、常勝軍団を復活させるしかない。昨年、一昨年とリーグ連覇を果たしたが、日本シリーズでは王者ソフトバンクの前に2年連続4連敗の屈辱を味わった。圧倒的な力の差を見せつけられても「あのレベルに勝てるように、という新しい目標ができた。さらに上を目指す」と目を輝かせていたところが坂本らしかった。今季はリーグ3位に終わり、ソフトバンクもすでに敗退したが、日本一を取ることがリベンジになる。

 16日の試合で右手首付近に死球を受けた影響もあり、レギュラーシーズン最終戦となった24日のヤクルト戦(神宮)は欠場した。回復に努めつつ調整も進めなければならないが11月6日から始まるCS第1Sまでは時間がある。長嶋さんがそうだったように、期待に応え続けるのがスター。坂本ならやってくれるはずだ。(尾形 圭亮)

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