松井秀喜氏、五輪開会式の聖火リレーでの恩師秘話明かす「さすが、長嶋茂雄は本番に強い」

スポーツ報知
7月、東京五輪の開会式で聖火ランナーを務めた(右から)松井秀喜氏、長嶋氏、王貞治氏

 松井秀喜氏(47)=ヤンキースGM特別アドバイザー=が26日、文化勲章を受章した長嶋茂雄さんに祝福のメッセージを送った。今夏の東京五輪開会式の聖火リレーに長嶋氏、王貞治氏(81)=ソフトバンク球団会長=と参加。その際、目の当たりにした恩師のプロとしての神髄を明かした。

 恩師の文化勲章受章の知らせに、松井氏が米国からメッセージを寄せた。引退した今でも、現役時代と同様に長嶋氏のことを「監督」と呼び「(長嶋)監督からプロとして必要な全てのことを学びました」という。野球界から初めて文化勲章に選出された“ミスタープロ野球”のすごみを改めて感じたのは、聖火ランナーで参加した今夏の東京五輪開会式だった。

 松井氏はミスターの左脇に立ってエスコート。「監督は、聖火リレーではリハーサルの時よりもさらに力強い足取りで歩いていました。私のエスコートがいらないのでは、というほどでした。『さすが、長嶋茂雄は本番に強い男だな』と思いました」と現役、監督時代を通じて数々の伝説を残してきた恩師のここ一番での勝負強さを、東京五輪の大舞台でも痛感した。

 リハーサルや本番前に交わした会話の話題も「やはり野球のことが中心でした」と松井氏。今回はコロナ禍とあって、以前のように食事をともにしながら野球談議に花を咲かせることはできなかったが、ミスターの変わらぬ野球愛も伝わってきた。

 松井氏が現役時代にこだわった全試合出場も、可能な限りファンからのサインや写真撮影に応じる姿勢も「常にファンを第一に考えて行動し、振る舞いなさい」というミスターの教えがあったから。「東京ドームや遠征先で、監督にどれだけの素振りを見ていただいたか分かりません。監督に出会えたから20年という現役生活を送れました」と感謝の気持ちは強まるばかり。コロナ禍が落ち着いたら、また直接会って、祝福の意を伝えるつもりだ。

(阿見 俊輔)

 ◆松井氏祝福メッセージ

 この度の栄えある受章、心よりお喜び申し上げます。

 野球がこのような国民的スポーツになるにあたって、最も貢献されたと思います。

 今後も野球界の発展とともに、ますます元気なお姿を日本の野球ファンにお見せいただければ、私もうれしいです。

巨人

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請