【阪神】16年連続V逸…まさかの守乱締め 矢野監督「新たなスタート、この悔しさを持って戦っていく」

スポーツ報知
今シーズンの最終戦を終え、ファンに一礼する矢野燿大監督(カメラ・岩崎 龍一)

◆JERAセ・リーグ 阪神0ー4中日(26日・甲子園)

 シーズン最終戦で無念の幕切れとなった。Bクラスの中日に完封負けし、リーグ優勝の夢は途絶えた。矢野監督は甲子園に詰めかけたファンにスピーチ。「最後の試合、こういう試合に勝ち切れるもっともっと強いチームになっていけるよう、新たなスタートとしてこの悔しさを持って戦っていきます」。言葉をかみしめながら、16年連続のV逸を受け止めた。

 大一番で弱点を露呈した。2回1死一、二塁のピンチ。木下拓の三ゴロは併殺コースだったが、二塁・糸原が一塁悪送球。適時失策で先制点を献上。4年連続12球団ワーストが濃厚な86失策目が決勝点となった。

 直後の2回2死一、三塁の好機では13勝で最多勝当確の青柳に打席が回ると代打・小野寺を起用。プロ最短2回で降板させ、勝負に出たが、遊飛に倒れた。主力の近本を右太もも裏痛で欠くなど、低調な打線は4安打止まり。最後は主将・大山が遊ゴロで力尽きた。

 今季は佐藤輝ら新人の活躍やマルテ、スアレスら助っ人勢の働きもあり、球団史上初めて4月までに20勝到達。6月19日の時点では2位に最大7ゲーム差をつけた。ヤクルトの猛追を受け、9月21日を最後に首位に立つことはなかったが、勝負の10月に驚異の粘りを見せ、両リーグトップの77勝を挙げた。

 「状態が良くない中でも粘れているとか、走りきるとか、チーム一丸でやるとか俺はいつも、そこを『俺らの野球』って言い方をする。見せてくれたところもたくさんあった」と指揮官。悔しい思いを胸に、CSからの36年ぶり日本一を目指す。(小松 真也)

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