自身も感涙のフリーを滑り切った横井ゆは菜「逃げなかったことが収穫」…女子フリーを終え、一問一答全文

スポーツ報知

◇GPシリーズ第1戦 スケートアメリカ最終日 女子フリー(10月24日、米ラスベガス・オーリンズアリーナ) 

 女子フリーで、2018年全日本ジュニア女王の横井ゆは菜(中京大)は119・30点。合計174・07点とし、SP12位からひとつ順位を上げ、11位で大会を終えた。フリーでは英国の伝説的ロックバンド「クイーン」のヒット曲に乗せて、観客からは演技中から拍手と歓声。演技を終えると「逃げなかったことが収穫」と涙を流した。 SP4位から出た2018年平昌五輪6位の坂本花織(シスメックス)が合計215・93点で4位。

宮原知子(木下グループ)は合計200・51点で7位、アレクサンドラ・トルソワ(ロシア)が4回転ルッツを決めたフリーもSPに続いて1位となり、232・37点でGP3勝目を挙げた。横井のフリー後の一問一答は以下に収録。

―演技を振り返って

 「ジャンプは無理矢理跳んで加点のつくジャンプにならなかったですけど、何とか大きなミスにならないように、耐えられた自分を本当によく頑張ったねって、客観的に見て、あの、良かったねという感じです」

―昨日(SP)は悔し涙だったと思いますが、きょうの涙はやりきった涙か

 「本当に公式練習もボロボロで、ホテルに帰ってからも、なんか急に悲しい気持ちがこみ上げてきて、泣き止むことができなくて、でも絶対に試合だけは出ようと思って、私の中では試合に出ることで『自分が頑張ったぞ』と思える要素になると思ったので、なんとか、正直あの、前向きな気持ちにはなれなかったんですけど、それでも曲がなったと同時にちゃんと楽しもうと、最後の最後に切り替えられたので良かったと思います」

―演技中は拍手と歓声もあった

 「本当に楽しかったですし、本当にミスがあっても拍手でミスをなくすようなそんな温かい会場だったので、全部ジャンプはあぶなくて、唯一ステップアウトもあったけど、そこからも何とか気持ちを切らさずに最後までコンビネーションまでなんとかもっていけたのですごい良かったし、ありがたかったです」

―音楽にエネルギーをもらっていたように見えた

 「やっぱり後半の部分が自分に当てはまる部分とかがあったので、正直、今回もくよくよしっぱなしだったんですけど、なんとか観客の応援もあり、あの、くよくよを少し取っ払えたかなと思います。けど、どうせまたくよくよすると思うんですけど。でも、見てくださっている、日本で応援してくださっている方とかも、私がそんな完璧な選手ではないことはご存じだと思うので、そんなところも含めて私応援していただいているんだな、と思ったら、変にいい演技を見せることができなかった、ということではなくて、こんな私を応援してもらっているからこそ、全力でやるべきだなと思ったので、それは達成できたかなと思います」

―今後につなげられることは

 「正直、技術的な面では、限界に感じる部分とまだできる部分はありますけど、収穫という意味ではちゃんと逃げなかったことがすごい収穫だなと思っていて、ここ最近は試合で苦しい気持ちを味わうことが多くて、もうこんな苦しみはもうないなって、毎回思っているんですけど、毎回カコイチ更新していて、そんなの更新しなくていいんですけど、それも今回、乗り越えられたというか、あの、ミスがなかったから乗り越えられたんじゃなくて、ちゃんと試合に出たことが私の中では乗り越えたってとらえているんで、それが収穫なんですけど、経験したんですけど、これを上回る可能性があるので、まだ何ともいえないです。でもまた頑張れたことに自信をもって、また次に向けて頑張りたいです」

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