指先から足の先まで繊細に SP「小雀に捧げる歌」を演じた宮原知子「初めてと言っていいぐらい最初から楽しく滑れました」…女子SP終え、一問一答全文

スポーツ報知

◇GPシリーズ第1戦 スケートアメリカ第2日 女子SP(10月23日、米ラスベガス・オーリンズアリーナ) 

 2018年平昌五輪4位の宮原知子(木下グループ)は66・36点で8位スタートだった。演技を終えると笑顔で観客からの拍手を浴び、スタンドを愛おしそうに見つめた。点数以上の充実感をかみしめた宮原。ジャンプのミスはあったが、宮原ならではの細部に渡る表現力で「小雀に捧げる歌」を演じ上げた。以下は女子SP後、取材に応じた宮原の一問一答全文。

 

―演技を終えて

 「久々にというか、初めてと言っていいかもしれないんですけど、最初から楽しく滑れました」

―楽しく滑れた要因は

 「それを、楽しく滑るっていうことをこのオフの間のアイスショーから、小さな試合から、ずっと考えてやってきたので、少しずつそれができるようになってきたのかなと思います」

―楽しく滑るために必要なものはどういうものだと思ってトレーニングを

 「どういうといわれると難しいですけど、自分のその時の感じを見つめながらというか、その瞬間瞬間を大事に過ごそうと思って。練習でも普段の生活でもそれを意識していました」

―そういうふうに演じられたことは、どういうふうに今後に生きる

 「ううんと…そうですね…今日は今日で明日は明日っていうのもまたトレーニングの一つだと思うので、そういうことを積み重ねて毎試合を大事にできたらいいかなと思っています」

―演技の内容自体は

 「ううん…もちろん練習ではすごく良かったので、もっとできた部分はジャンプとかあるのはあるんですけど、これまで、去年とかその前の試合、練習じゃなくて試合の演技の事とかを考えると、やっといいスターとのラインに乗ることができた内容だったかなと思います」

―ステップで拍手がわいたが聞こえたか

 「はい」

―気持ちよさそうに滑っているように見えたが

 「本当に大きなミスなくまとまった演技っていうのをすることができて。もちろん課題はあるんですけど、良かったんじゃないかなと思って、嬉しい気持ちで滑れました」

―楽しく滑るということについて

 「以前というか、ジュニアの時とかは、何も考えずにただただ勢いで何でもできていたんですけど、少しずついろいろ考えるようになってしまって、なんか、ノーミスしたいっていう気持ちが強すぎて、なんか、逆に力が入ったり、本番で力が入ってしまったり、必要以上に本番っていうの自分の中で誇張しすぎていたのかなと思います」

―フリーに向けては

 「フリーもフリーで、あのお、たくさん練習してきたので。まずはそれを本番できっちり出せれば、出すことが目標です」

▷英語の質問に英語で回答

―「小雀に捧げる歌」をもう一度使おうと思った理由はなんですか

 「このプログラムを滑ると決めた理由は、違う新しいプログラムを作ったんですが、私には表現するのが少し難しかった。そして以前のプログラムを選びました。私のベストプログラムです」

―一度決めた別の演目とは

 「クラシカルミュージックで。バレーテイストのクラシカルな音楽です」

―二度目の五輪挑戦は、以前の経験と異なるか

 「最初のオリンピックでの経験は、特別な場所でした。私は毎日夢の中にいるような気持ちでした。今回は実際、完全に異なるシチュエーションにいますし、大変なこともあります。でも今年は毎日をとても楽しめているように感じます」

―ナーバスになったり?それとも冷静だったり?

 「前回の五輪以降たくさんのことを経験してきました。たくさんの若い選手が成長していて4回転やトリプルアクセルを跳びます。ガールでも跳びます。たくさんやらなければならないことがあります」

▷日本語での質疑応答に戻る

―たくさんの観客の中での演技はプラスになったか。

 「そうですね。久々のグランプリシリーズで、自分もこういう大きな舞台で滑ることができたという事は、また新しい気持ちにさせてくれる機会でもあったので、明日に向けても今後の今シーズンのこれからに向けても、すごくいい機会というか試合になっていると思います」

―観客席を見て何か感じる事はあったか。

 「うーん…そうですね…やっぱり無観客の試合が多い中でこうして地元のアメリカの方々が見に来てくださったり、日本からも来てくださったりとか、本当にあのお、以前のような試合になっていて、すごくやっぱり盛り上がりが違うなと思ったのと、すごく自分も元気づけられる気持ちになりました」

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