坂本花織、SPは4位発進「演技構成点が伸びているのは支え」…女子SPでの演技を終え、一問一答全文

スポーツ報知

◇GPシリーズ第1戦 スケートアメリカ第2日 女子SP(10月23日、米ラスベガス・オーリンズアリーナ) 

  2018年平昌五輪6位の坂本花織(シスメックス)が71・16点で4位につけた。演目は「グラディエーター」。最後の連続3回転でフリップが2回転になるミスがありながらの70点突破に、ジャンプだけではない全体の底上げを実感した。演技構成点は34・64点でトルソワに次ぐ全体2位で、ジャンプだけではない全体の底上げを実感した。宮原知子(木下グループ)は66・36点で8位、横井ゆは菜(中京大)は54・77点で12位につけ、アレクサンドラ・トルソワ(ロシア)が77・69点で首位に立った。SPを終え、取材に応じた坂本の一問一答全文を以下に収録。

―演技を振り返って

 「フリップがダブルになってしまったのがすごく痛いミスだったんですけど、まあそのミスがあったけどトウループをしっかり後につけられたのは、まあ、練習からやっていたので、そこは良かったかなと思います」

―フリップが2回転になった要因は

 「トランジションを難しくするように振り付けをブラッシュアップして、ちょっとまだ足を上げてから跳ぶっていうのが、なんていうんだろう、跳び方がまだつかめていないのが原因だと思うので、まあやり慣れるまではまた変えようかなとは思っているんですけど。練習では跳べるので、試合、曲が鳴ったときにしっかりできるようにならなきゃいけないなと思いました」

―気持ち的にはどうだった

 「今朝もそうだったし、練習でも何回かああいう状況になっていたので、想定内っちゃあ想定内で、うまくマイナスつかずにできた方かなと思います」

―点数的には

 「70は切ると思っていたので71でとどまったっていうのは、まあ、明日のフリーに向けてもそんな気持ちも落ち込まずにいけると思うので、プラスにとらえて明日しっかり頑張りたいなと思います」

―全体としては

 「全体としては別にしっくりこないわけじゃなくて、あのーやっぱりフリップの前にどうしても気持ちが、何か、ちゃんと跳ばないと、って変に意識してしまうので、そこがやっぱり考えすぎてしまうほどダメな方向に行ってしまうので、練習でどんな状況でもできるようにして、やっぱり次の試合からはやりたいなと思います」

―「グラディエーター」について

 「ショートはそうですね…難しい…やっぱりフリーに比べたらそこまで難しいとは思ってはいなくて。力強さとかっていうのをこのプログラムで表現したいので、そこはまあ力強いっていう部分は、自分のやりやすい…なんだろうなあ…ジャンル、なので。そこはしっかり気持ちを入れて演技したら大丈夫かなと思います」

―海外でのGPは久しぶりだが、緊張はあったか

 「えっとお、緊張感は今まですごく心臓の音のバクバクが聞こえるくらい緊張していたんですけど、今回はすごくいい緊張感の中でてきたし、すごく落ち着いて、足も震えることもなく挑めたので。アメリカ人はすごく盛り上げるのがうまいので、その雰囲気の良さにいい感じに飲まれて、楽しく今日はできました」

―「心臓バクバク」はお客さんが関係している?

 「いや、そういうわけじゃなくて。自分は試合の大きい小さい関係なくいつも緊張するタイプで。全然、オール兵庫とかでもめちゃめちゃ緊張することもあるんですけど。うーん、その緊張の仕方がいつも時と場合によるので、まあ今回は、といった感じなので。今後それを対策しようとかは全然考えてなくて、その気持ちのままに動こうと思っているので、今回はすごくあのー、なんていうんだろう、久しぶりに試合前こんなにすごい声が聞こえるっていう楽しい気持ちになったのは久しぶりかなと思います」

―それは4週連続試合というのも関係あるか。

 「いやー関係…ないと思います(笑い)。もう4週連続は、もう分かんなくなりました。多分先週が一番きつかったので、今回は全然。なんか疲れたともあまり感じないし逆によく動くなって感じです」

(英語の質問)

―北京五輪はワクチンが必須だが、すでにワクチンは打っているか。

 「2回とも打ちました」

 (日本語の質問に戻る)

―演技構成点がかなり得点を支えた。なかでもスケーティングスキルが全選手中トップだが。

 「えーと、やっぱり下の点数が出てるっていうのはすごくまあ、今日はフリップをミスしてしまっても、やっぱり71点まで行って、70を切らずに済んだっていうのは、すごく下の点数で稼げたおかげだと思うので、そこはすごく素直に嬉しいと思うし、まあ、やっぱりこのシニアに上がってから5年間ブノワ先生に振り付けをしてもらって、こうやって下の演技構成点がすごく伸びてきているのは自分にとってすごく、あのお、なんか、すごい支えにはなっているなと思います」

―エッジを斜めにしながら加速していくスケーティングだとか、後ろのへのバランスだとかずっと取り入れていたのが、実を結んでいる。ここを見て欲しいというところはあるか。

 「やっぱり力強いスケーティングっていうのは、まあ自分のその持ち味だと思っているので、そこをしっかり今後も伸ばしていきたいと思っているし、この前ブラッシュアップでブノワ先生に見てもらったときに、まぁやっぱり2年前イタリアで合宿をしてスケーティングをやりこんだのを見たからか、2年間何してきたんだっていうくらい下手くそになっているってすごく怒られて。やっぱりまだまだ、あのお、スケーティングもやるべきことがたくさんあると思うので、今後ジャンプとかスピンとかそういうエレメンツ以外の部分も、しっかり時間があるときは練習していきたいなと思います」

―ブノワコーチに5年前に見込まれてここまで来たのは自分の何を見てだと思う?

 「なんだろうなあ…まあでもシニア1年目の時は、やっぱりまだジャンプしか跳べない、跳べなかったし、まあ演技構成点の部分で点数を稼げるスケーティングではなかったので。まあその時の自分をどう見てここまでやろうと思ってくれたのかは、ちょっといまだによくわからないんですけど。でもやっぱり点数が目に見えて表れて成長しているなというのがわかるので、やっぱりブノワ先生も、もっとこうしたいっていうのもあるし、自分もやっぱり点数伸ばしたいっていう意思がマッチしてここまで来れたのかなと思うので。うん。まぁここまで来たのは正直びっくりです」

―日本のフィギュア界は強い選手が多い。男女、ペアも強い選手が出てきている。なぜ日本ではフィギュアスケートがこんなに強くなったのか。五輪での団体戦のチャンスどのくらいあると思うか

 「えーっと、まぁ、日本人の強化選手はみんないつも毎週ナショナルトレーニングセンターで一緒に練習をしているんですけど、やっぱり誰かがすごく調子が良かったら自分も頑張ろうって思える雰囲気にもなるし、やっぱりみんなが調子良ければ自然と周りも調子が良くなっていて、それですごくみんな強い選手になっていると思うので、それはすごくいいことだと思うし、ペアとアイスダンスも今は日本がどんどん強くなっていって平昌の時より確実にレベルも上がっていると思うので、オリンピックの団体戦はすごくメダルも夢じゃないかなと思っています」

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