清水エスパルスに「川崎の壁」 降格圏まで勝ち点差2のまま

スポーツ報知
試合終了後、肩を落とす清水イレブン

◆明治安田生命J1リーグ第33節 川崎1―0清水(24日・等々力陸上競技場)

 清水エスパルスは、アウェーで川崎に0―1で敗れた。試合序盤は互角も、徐々に押し込まれる展開が続き、後半2分に失点。その後決定的チャンスを作れず2試合連続今季12度目の完封負け。順位も15位と変わらず、17位の降格圏との差は「2」。ロティーナ監督(64)は「残り5試合、難しいシチュエーションに立ち向かっていく」と正念場の戦いへ気合を込めた。

 首位・川崎に主導権を握られ、残留争いから抜け出せないエスパルス。今季3度目、5か月ぶりの痛恨の連敗に、試合終了のホイッスルが鳴ると、イレブンはがっくりと肩を落とした。

 前半の序盤は一進一退の攻防が続いた。ロティーナ監督も「良いスタートが切れた。用意してきたものが出せた」と入りは悪くなかった。だが給水タイム後に徐々に押し込まれる展開に。それでもDF井林章(31)は「締めるべき所は8割9割できていた」と早めのプレスや体を張ったディフェンスで0―0で前半をなんとかしのいだ。

 指揮官が「我々がボールを触っていない時間にゴールが生まれた」と後半2分に13試合連続となる失点を許すと、その後はセカンドボールを拾えず苦しい展開に。王者川崎相手に、クロス攻撃などでエリア内の近くまでたどり着くのが精いっぱい。シュートも後半は1本と決定機を作れずに2試合連続完封負け。FWチアゴサンタナ(28)は「試合内容の全ては悪くない。ただ攻撃のアイデアが少なかった」と悔しさをかみしめた。

 対川崎戦は11試合連続勝ちなし(3分け8敗)。順位も15位と浮上の足掛かりをつかめず、17位・徳島との勝ち点差は「2」。いよいよ尻に火がついた状況に、井林は「結果をつかむことが大事。勝ち点をつかむことができたら、降格圏内に入ることはない」と必死に前を向いた。

 次戦は来月3日にアウェーでFC東京戦。チアゴサンタナは「得点が入っていないのは、練習で修正していく」と力を込めた。(森 智宏)

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