坂本花織「やったー!」苦戦フリーで全ジャンプはまった 演技構成点は全体1位

スポーツ報知
坂本花織(ロイター)

◆フィギュアスケート▽GPシリーズ第1戦・スケートアメリカ 最終日(24日、ラスベガス・オーリンズアリーナ)

 女子はショートプログラム(SP)4位で2018年平昌五輪6位の坂本花織(シスメックス)がフリー3位の144・77点をマークし、合計215・93点で4位だった。

 フィニッシュで笑顔が弾けた。これまで苦戦していた新フリー「No More Fight Left In Me」で初めて7つすべてのジャンプを降りた。「やっとこうやってジャンプが全部はまったのですごく嬉しいです」。演技後は両手を突き上げながら、小躍りするようにリンクサイドに戻り、中野園子コーチに向かって「やったー!」と叫んだ。

 冒頭の2回転半から迫力に満ちたジャンプを繰り出していった。体力が奪われる後半に跳ぶ3連続ジャンプも4度目の挑戦で初めて入った。続く3回転ルッツは「明確でない踏み切り」がついたが、全てのジャンプに加点がついた。「こっちに来て非公式の練習でちょっとずつコツをつかんできていた。それが今日できたのですごくほっとしています」。メッセージ性が強い難しい演目を大きなミスなく滑りきり、スケーティングや芸術面を評価する演技構成点は70・23点で全体のトップだった。

 優勝したトルソワ(ロシア)は4回転、3位の劉永(ユ・ヨン、韓国)は3回転半ジャンプ(トリプルアクセル)を跳ぶ。「大技に勝つには安定感が大事だと思うので。今は自分はトリプルアクセル以上のものがないので、それだけクオリティーが高いエレメンツをやることがすごく重要になってくるなって毎試合を思っています」と話した。

 ジャパンオープンからの4連戦を終えた。「1週間ごとにどんどん良くなっていって、フリーも120点台から今回140点出た。144点が出てもまだルッツがアテンションだったり、最後のスピンを間違えてしまってそこでレベルを落としてしまった。まだ伸びしろがあるということなので、そこを次のNHK杯までにしっかり修正していきたい」。次戦のGPシリーズ第4戦NHK杯(11月12~14日)までに、伸びしろを広げていく。

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