掛布雅之氏の見解 阪神・佐藤輝明は相手に重圧かけ打撃好循環…セ・リーグ優勝の行方は全く分からない

スポーツ報知
2回1死一、三塁、佐藤輝明(左から3人目)が右翼へ先制の3ラン本塁打を放ちベンチの出迎えを受け(カメラ・豊田 秀一)

◆JERAセ・リーグ 広島2―7阪神(24日・マツダスタジアム)

 阪神・佐藤輝明内野手が復活の24号先制3ランを放ち、チームを4連勝に導いた。スポーツ報知評論家・掛布雅之氏はその打撃に好循環が見られるとの見解を示した。

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 久々にバットが振り抜けた佐藤輝らしいホームランだった。カウント1―1から2球続けて低めの変化球をファウル。「そろそろ来るはず」の配球の読みが当たり、やや甘めの内角高めのストレートをドンピシャのタイミングで捉えた。

 約2か月ぶりの一発は今後のポストシーズンを見据えても大きい。技術うんぬんより「甘く入れば打たれる」と相手バッテリーにプレッシャーをかけることで、逆に投げミスが生まれる可能性が高くなる。本塁打が流れを大きく変える短期決戦ならなおさらだ。

 実際、6回の第3打席は九里が怖がっての四球、8回の第4打席もケムナが内角にストレートを投げ切れず、最後は甘い変化球を右前に運んだ。もともと変化球を拾うのがうまく、前半戦に多く見られたような好循環の内容だった。

 阪神は最終戦の26日の中日戦が大一番になるが、ここ最近の守りの立役者・坂本の「静」のリードで、投手陣が浮き足立つことはないはず。ヤクルトの残り3戦でマジック2も相当な重圧がかかる。優勝の行方は全く分からない状況だ。(阪神レジェンド・テラー、スポーツ報知評論家・掛布雅之)

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