横浜FMはC大阪を崩せず…“鬼門”の敵地で痛い黒星 今季初先発MF水沼宏太「本当に悔しい」

C大阪に痛い1敗を喫し、ガックリの横浜Mイレブン
C大阪に痛い1敗を喫し、ガックリの横浜Mイレブン

◆明治安田生命J1リーグ ▽第33節 C大阪2―1横浜FM(24日・ヨドコウ)

 横浜FMは敵地でC大阪に1―2で敗れた。C大阪に対して10年ぶりの敵地勝利を目指したが、前半21分までに2点を失う厳しい展開。同43分に今季初先発MF水沼宏太のCKからDF実藤友紀が頭で1点を返したが、後半のチャンスにも押し込むことができず、反撃は1点止まりだった。首位・川崎との勝ち点差は12で残り5試合。2年ぶりの逆転Vへ痛すぎる黒星を喫した。

 古巣との一戦で今季初先発の座を勝ち取った水沼。「今日に対する思いはめちゃめちゃ強かった。試合を最初からできたことには喜びを感じたし、最近チームは流れに乗れてなかったので、勢いをもたらす意味でも引っ張っていければと思った」と普段とは違うトップ下に入り、覚悟を持って臨んだ。2点を追いかける展開では、CKから実藤のゴールをお膳立てした。

 それでもチームは追加点を奪えず。またも鬼門で屈し、水沼は「本当に悔しい」と唇をかんだ。9月以降は6試合中5試合で先制を許し、3勝1分け2敗。攻守がかみ合わない場面も散見されるが、「勢いも大事だけど、頭をクリアにしながらできればもっと良かった。1試合通してのメンタルを保つ、チームとしてぶれない、やり続ける、慌てない、そういうところが大事」とプレーにも大きく影響する気持ちのコントロールについて指摘した。

 直近数試合を振り返った実藤も、同じような感覚を抱いていた。「少し慌てて攻撃にいってしまったのはある」と分析したうえで「もっとリラックスしてというか、楽しむことを忘れないように。根本のところだけど、もっとみんなでいろんな動きを出して、サッカーを楽しむこと。縦、縦にいくのではなくて、いい時は中にうまく入って流動的にポジションを入れ替わりながらできていたと思う。もう一度思い出しながら、修正したい」。シーズン終盤、再び本来の姿を取り戻すため、気持ちを切り替えた。

 敗戦を受け止めた水沼にとっては、今シーズン初の先発出場で「自分にとっては大きな1試合」と進歩もあった。逆転優勝に向けて可能性はきわめて低くなったが、「できることを精一杯やることがチームとしても、プロとしてもやらないといけないこと。みんなその気持ちでいると思うので、あきらめずに前を向いて、もう一回勢いを持って次の試合に向けて頑張りたい。最後までなにが起こるかわからないので、僕も自分自身に矢印を向けて頑張っていきたい」と力を込めた。

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