高木美帆、1500メートル6連覇で3冠締め 五輪シーズン「北京で最大に」

スポーツ報知
女子1500メートルの表彰式でスタンドに手を振る3位の高木菜那(左)と優勝した高木美帆(カメラ・矢口 亨)

◆スピードスケート 全日本距離別選手権 最終日(24日、長野市エムウエーブ)

 女子1500メートルは高木美帆(27)=日体大職=が大会新記録の1分54秒59で6連覇した。3000メートル、1000メートルと合わせて3冠を獲得。小平奈緒(35)=相沢病院=が1分55秒90で2位に入った。男子1500メートルは一戸誠太郎(25)=ANA=が大会新の1分45秒21で2年連続3度目V。2位に山田将矢(25)=日本電産サンキョー=、3位に山田和哉(20)=高崎健康福祉大=の兄弟が続いた。

 貫禄の滑りだった。高木美は安定したラップタイムを刻み、昨年の大会記録を0秒22更新。女子1500メートルで6連覇を飾ったが「滑りや動き自体は悪くなかったけど、ちょっとスピード感に欠けるレース。今の自分の状態だったら、もっと上を目指さないといけなかった」と反省を浮かべた。

 同種目の国内最高は2月に記録した1分52秒78だ。当時は2ペアが時間差で滑り、タイムが出やすいカルテットスタート。環境の違いから指標とするのが難しく「自分で線引きをしてしまって、攻める気持ちが足りなかった」と悔やんだ。

 それでも、開幕戦からラグネ・ビクルント(ノルウェー)の昨季の世界選手権優勝タイムを0秒02上回るスタートを切った。「平昌五輪の時はシーズンの初めから気持ちがマックスな状態でいた。今年は北京で最大になればいいと思っている」と焦りはない。今後は11~12月にW杯前半戦4大会を転戦する。「久しぶりに海外の選手と滑ることができるので楽しみも不安もある。いろいろな気持ちをレースにぶつけたい」。2季ぶりの国際大会で、進化を確かめる。(林 直史)

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