宮原知子「小雀」で魅了「初めて最初から楽しく滑れた」

スポーツ報知
8位スタートとなった宮原知子(AP)

◆フィギュアスケート▽GPシリーズ第1戦・スケートアメリカ 第2日(23日、ラスベガス・オーリンズアリーナ)

 女子ショートプログラム(SP)で2018年平昌4位の宮原知子(木下グループ)は66・36点で8位スタートだった。演技を終えると笑顔で観客からの拍手を浴び、スタンドを愛おしそうに見つめた。「久々にというか、初めてと言っていいかもしれないんですけど、最初から楽しく滑れました」。点数以上の充実感をかみしめた。

 冒頭のルッツ―トウループの連続3回転を着氷したが、回転不足がついた。最後の3回転フリップは着氷が乱れたが、宮原ならではの細部に渡る表現力で「小雀に捧げる歌」を演じ上げた。ステップ、スピンはすべて最高難度のレベル4をそろえた。「練習ではすごく良かったのでもっとできた部分も、ジャンプとかはあるのはあるんですけど、去年とかその前の試合の演技のことを考えると、やっといいスタートのラインに乗ることができた内容だったかなと思います」とGPシリーズ最初の演技を振り返った。

 オフからシーズンインにかけて、楽しく滑ることを大切にしてきた。アイスショーや、ブロック大会から特に意識して取り組んできたことだった。「以前というかジュニアの時とかは何も考えずにただただ勢いで何でもできていたんですけど、少しずついろいろ考えるようになってしまって。ノーミスしたいという気持ちが強すぎて本番で力が入ってしまったり、必要以上に本番っていうの自分の中で誇張しすぎていたのかなと思います」。

 24日(日本時間25日)のフリーは「トスカ」。「たくさん練習してきたので、まずはそれを本番できっちり出すことが目標です」。伸び伸びと楽しく、宮原知子の滑りを見せる。

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