【巨人】原辰徳監督に来季期待される奪回のカギ「若手育成」と「先発陣の整備」

東京ドーム最終戦を終え挨拶をする原辰徳監督(カメラ・中島 傑)
東京ドーム最終戦を終え挨拶をする原辰徳監督(カメラ・中島 傑)

 巨人・原辰徳監督(63)が来季も指揮を執ることが23日、決まった。今季の本拠東京D最終戦となったヤクルト戦で勝利し、3位でのクライマックス・シリーズ(CS)進出が決定。山口寿一オーナー(64)が、今季が3年契約最終年となる指揮官の去就について「続投を要請して、内諾を得ました」と明言した。通算16年目の指揮は球団歴代トップとなる。10月に2軍監督から配置転換となった阿部慎之助作戦コーチ(42)も1軍コーチとなる方針。来季は原監督のそばで、帝王学を伝授される。

 来季の覇権奪回へ、巨人史上最長の16シーズン目の指揮となる原監督の手腕に期待される点は多い。

 まず、若手の育成だ。今季限りで亀井、大竹が引退。現状では、来年40歳の中島、同36歳の井納が投打の最年長だが、生え抜きではいよいよ同34歳の坂本が最年長となる。湯浅、中山らに主将の後継者としてメドが立つか。さらに松原、吉川を1年通したレギュラーとして確立できるか。北村、若林、重信、広岡、秋広らが主力を脅かす戦力になれるかも、世代交代を進める上で鍵になる。

 次いで先発陣の再整備も必要だ。9、10月は菅野、山口、戸郷、高橋、メルセデスの5枚でローテを回すなど駒不足は深刻。直江、堀田、平内、山崎伊に、即戦力の期待がかかるルーキー・翁田、山田、赤星らの台頭がなければ、また苦しむことになる。

 山口オーナーは原監督の契約延長年数に関して複数年になることを示唆した。戦いを勝ち抜く上で、近年機能していない外国人野手の補強も重要になるが、投打にわたって生え抜き選手から新たな軸を作ることがチームの未来につながる。今季以上に「育てて勝つ」を課される22年になる。(西村 茂展)

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