大菅小百合さん、高木美帆の滑り「開幕戦にしては上出来」…調子のいい証拠を解説

スポーツ報知
女子1000メートルで優勝した高木美帆(カメラ・矢口 亨)

◆スピードスケート 全日本距離別選手権 第2日(23日、長野市エムウエーブ)

 女子1000メートルは高木美帆(27)=日体大職=が1分14秒60で5連覇を果たした。3000メートルに続いて2冠を獲得。元世界記録保持者の小平奈緒(35)=相沢病院=が1分15秒65で2位となった。男子1000メートルは小島良太(23)=エムウェーブ=が1分9秒10で初優勝。3連覇を狙った新浜立也(25)=高崎健康福祉大職=は1分9秒89で7位だった。女子500メートル前日本記録保持者で夏冬五輪3度出場の大菅小百合さんが、高木の滑りを解説する。

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 1000メートルはスピードと持久力の両方が求められる難しい種目。高木美帆選手がゆったりとした動きの中でスピードが上がっていくのは、調子のいい証拠です。

 後に小平選手が控えていることもあり積極的なレース展開でした。本人は合格点に到達するレースではなかったと言っていましたが、開幕戦にしては上出来だと思います。1000メートルが強い選手は、600メートルを通過する手前から、もう一段ギアを上げられます。それができると、残り400メートルのラップの落ち幅も少なくなるのです。200~600メートルのラップが27秒47で、最後の400メートルが29秒13。ここが1秒6しか落ちていないのが勝因です。

 男子の小島選手は600メートルの通過ラップを24秒台でまとめ、インスタートで最後まで相手をしっかり追えたのが勝ちにつながりました。8人が1分9秒台というハイレベルの争いを制したのは自信になるでしょう。(大菅小百合=女子500メートル前日本記録保持者、夏冬五輪3度出場)

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