【DeNA】武藤祐太「自分なりに必死に」「一生の宝物」…古巣中日相手の引退試合で空三振締め

スポーツ報知
武藤祐太

 ◆JERAセ・リーグ DeNA5―0中日(23日・横浜スタジアム)

 今季限りでの現役引退を決断したDeNA・武藤祐太投手(32)が23日、引退試合となった古巣・中日戦(横浜)の9回先頭で登板。高松から5球で空振り三振を奪って降板した。全球ストレートで、最速は138キロだった。

 試合後には引退セレモニーも行われ、同僚だけでなく、中日・大野雄、田島、岩瀬、ドアラからも惜別のビデオメッセージを受けた。武藤は「ドラゴンズ7年、ベイスターズ4年。あまりいい結果は出ませんでしたが、自分なりに必死にやってきました。本当にお世話になりました。まだ家族に感謝の気持ちを言えていないのでこの場を借りて言わせてください。お父さん、お母さん。丈夫な体に生んで頂きありがとう。妻、娘、どんなときも味方でいてくれてありがとう。最後になりますが、満員のナゴヤドーム、そして横浜スタジアムで投げられたことは一生の宝物です。11年間、本当にありがとうございました」とあいさつした。

 武藤は埼玉・飯能南高からホンダを経て、2010年ドラフト3位で中日に入団。1年目の11年から救援で1軍登板を果たすと、13年には自己最多58試合に登板して2勝2敗10ホールド、防御率3・73でブルペンを支えた。17年に戦力外通告を受けたが、DeNA入り。18~20年の3年間で72試合に登板したが、今季は2軍でも30登板で防御率7・04と調子が上向かずに1軍登板がなく、5日に戦力外通告を受けて、現役引退を決断した。

 17日に引退会見を行った際には「(中日を)戦力外になって、ベイスターズに拾ってもらって、次こういうこと(戦力外)が来たらしっかり諦めるという覚悟を持って毎年腕を振ってきた。言われたときにすでに決断しました」と胸の内を明かし、「満員のナゴヤドームで投げたこともあったし、満員の横浜スタジアムで投げたこともあった。あの大声援がすごい力になりましたし、もう一押ししてくれるファンの声援がすごい力になったので、本当に感謝してもしきれないです」と話していた。

 DeNAでは同じく戦力外通告を受けて引退を決断した中井大介内野手(31)が20日の古巣・巨人戦(横浜)で引退試合を行い、代打で安打を放って涙を流した。

 ◆武藤 祐太(むとう・ゆうた)1989年6月14日、埼玉・毛呂山町生まれ。32歳。飯能南高では主に「4番・投手」で高校通算27本塁打も放った。ホンダを経て10年ドラフト3位で中日入り。プロ11年間で通算197試合に登板し、10勝9敗、防御率4・25。今季年俸2200万円、背番号「58」。178センチ、85キロ。既婚。

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