【DeNA】育成3位・大橋武尊「第一人者になれるよう」中学&高校野球未経験、銀座から米国へ異色経歴

スポーツ報知
指名あいさつをした(左から)DeNA・稲嶺スカウト、育成ドラフト3位のBC茨城・大橋、武居スカウト

 DeNAから育成ドラフト3位指名を受けたBCリーグ茨城・大橋武尊外野手(20)が23日、茨城・龍ケ崎市野球場「TOKIWAスタジアム龍ケ崎」で武居邦生(65)、稲嶺茂夫(43)両スカウトの指名あいさつを受けた。

 異色の経歴を持つ20歳が、NPB入りする。東京の都心ど真ん中で生まれた大橋は、中央区立銀座中学校出身。小学1年の時に野球を始めたが、中学時代は野球チームに所属せず、個人のレッスンなどで野球の腕を磨いた。「Ginza Sixにも行っていました」と笑う都会っ子は「小さい頃からNPB、MLBで活躍するためになにがベストか考えた。目標は甲子園出場ではなく、プロで活躍すること」と、高校も日本の高校ではなく、海を渡って米フロリダ州の「IMGアカデミー」に通った。

 多くのメジャーリーガーを輩出する名門で約300人の部員を抱え、1~10軍まであるが、トップチームにも上り詰めた。陸上の五輪金メダリストを育てた専門家から走りの指導を受け、BC茨城を経て育成契約ながらNPB入りした。「新しい道を切り開く第一人者になれるように」と大橋。「いち早く支配下に上がりたい」と気合も十分だ。

 大橋は今季、50メートル5秒8の俊足を武器に、独立リーグのBCリーグでは55試合に出場して、チーム最多28盗塁を決めた。0本塁打で打率2割1分7厘と打力に課題は残るが、外野の守備力にも定評があり、チームの課題となっている機動力アップ、走塁のスペシャリスト育成へ期待がかけられている。担当の武居スカウトも「間違いなく足が速い。盗塁を期待している。肩も強くて守備もいい。屋鋪さんタイプになってくれれば」と願った。

 大橋が通ったトップアスリートを養成する「IMGアカデミー」は様々なスポーツ強化に取り組んでおり、テニスの錦織圭、陸上の山県亮太らも活動拠点にするほどだ。

 ◆大橋 武尊(おおはし・たける)2001年5月16日、東京生まれ。20歳。中央区立豊海小1年から月島ライオンズでプレー。銀座中時代はチームに所属せずに野球教室などで腕を磨いた。高校は米フロリダ州「IMGアカデミー」に進み、21年からBC茨城に加入した。今季は55試合に出場して157打数34安打、打率2割1分7厘、13打点、28盗塁(失敗8)。背番号「22」。50メートル5秒8、遠投110メートル。178センチ、74キロ、左投左打。

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