【オリックス】ラオウこと杉本裕太郎、一片の悔いも残さない…キング確定の優勝弾で覇者になる

スポーツ報知
杉本裕太郎

 オリックスの4番・杉本裕太郎外野手(30)が22日、優勝決定アーチに意欲をみせた。“隠れマジック”は「3」で、2位・ロッテが23日からの日本ハム2連戦(ZOZO)に連敗すれば、24日に優勝マジックが「1」で初点灯。V決定の可能性がある最終戦の25日楽天戦(楽天生命)へ、「どうしても優勝したいので」と熱い気持ちを吐き出した。

 「(先発は山本)由伸かな。早めに点を取ってどんどん援護してあげたい」。仙台は好相性だ。17年にプロ初アーチ。初出場した今年の球宴でも一発を放った。今季9試合で4本塁打、打率3割3分3厘。対戦が予想される田中将には9打数1安打でも「一年間の総仕上げ。全打席、全球、集中してやっていきたい」と力強く約束した。

 32本塁打は柳田(ソフトバンク)に4本差をつけてリーグトップ。「正直、そっちも気になるんですけど…」。最近5試合ノーアーチ。仲間が放てば、ベンチで自分のことのように喜んできたが「僕もやっぱり打つ側になって、みんなに喜んでほしい」とはスラッガーとしての本音。オリックスが優勝すれば、パ・リーグ8度目(前後期制、プレーオフでV決定除く)の最終戦以降のV決定となる。初タイトルを確定させるアーチで優勝を決めれば、最高のストーリーだ。

 その1本で、兄のように慕うT―岡田が10年に本塁打王を獲得した33本に並ぶ。「この前、『はよ抜いてくれよ』って言われました。抜いたらタメ口でしゃべるんで」。そんな冗談を飛ばせるほどリラックスしている。愛称「ラオウ」は野球ファンに定着。25年ぶりの頂点へ、一片の悔いも残さない。(長田 亨)

 ◆ラオウの由来 杉本は漫画「北斗の拳」の主人公の敵役・ラオウに心酔。その名セリフ「我が生涯に一片の悔いなし」が座右の銘。15年1月の新人入寮時、「ラオウのような強い男になりたい。プロにはたくさんの強敵がいると思うので、倒していきたい」と宣言。チーム内でも「ラオウ」と呼ばれる。今季、ニックネームを背中に記す企画ユニホームも「RAOH」だった。

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