【菊花賞】ノースザワールド、5分の1の抽選を突破 阪神大賞典3勝の和田竜と大番狂わせだ

スポーツ報知
和田竜とともに波乱演出を狙うノースザワールド

◆第82回菊花賞・G1(10月24日・芝3000メートル、阪神競馬場)

 ノースザワールドが5分の1の抽選を突破した。山口助手は「ビックリした」と驚きの声を上げつつ、「ここを目標に攻め馬を積んできたので良かったです」と胸をなでおろした。「今回除外なら放牧の予定でした。オーナーも調教師も、菊花賞は特別視していましたからね」と、この一戦にかけてきた思いが伝わる。

 大久保厩舎は菊花賞に過去5頭が出走し、4頭が掲示板に入着。07年にアサクサキングスで優勝し、07年エーシンダードマン、12年ベールドインパクト、20年ディープボンドと4着が3度ある。いつ馬券圏内に飛んできてもおかしくない、長距離の仕上げにたけたステーブルだ。

 初コンビの和田竜は今回と同舞台の阪神大賞典を3勝(00年テイエムオペラオー、11年ナムラクレセント、21年ディープボンド)しており、戦い方を熟知している。「(例年の)京都だと2周目3角の下り坂で(各馬が)動くからバラけるけど、(直線に急坂も待ち受ける)今回は内回りを2周するし、仕掛けづらい」と分析。「内枠すぎてもさばくのが大変だし、かと言って外からまくれない。(各馬の)動きがなければ好位差しがベスト」という見立てだ。

 ノースザワールドには20日の追い切りに騎乗し、感触を確かめた。「とにかく真面目。前向きすぎる」と折り合い面をポイントに挙げるが、阪神・芝3000メートルなら鞍上のタクトは確か。抽選突破の幸運も味方に、波乱を巻き起こす。(玉木 宏征)

 《抽選突破組の菊花賞制覇》84年のグレード制導入後では、02年ヒシミラクル、09年スリーロールスの2例がある。2頭とも菊花賞までに3勝を挙げており、現在2勝クラスに在籍するノースザワールドが勝てば、レース史上最大級の番狂わせとなる。

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