【菊花賞】平野「健一」助手、幼なじみ・池添「謙一」騎手とヴィクティファルスでG1制覇だ

スポーツ報知
ヴィクティファルスを見つめる平野助手

◆第82回菊花賞・G1(10月24日・芝3000メートル、阪神競馬場)

 幼なじみとG1タイトル獲得へ。ヴィクティファルスを担当する平野健一助手(42)=栗東・池添学厩舎=にとって、手綱を託す池添謙一騎手は小、中学校の同級生だ。どちらも名前が「けんいち」で「謙くん」「健ちゃん」と呼び合う。小学生時代は池添騎手、その弟の池添学調教師とともに栗東トレセンの乗馬苑に通っていた。「小さい時からこの兄弟はうまかった」と振り返る。

 競馬人生の節目にも、兄弟が深く関わっている。かつて所属していた森厩舎は、担当馬を決めないプール制。「担当制のところでやってみたい」と思っていた頃に池添学師と相談し、18年春に“転厩”した。19年10月には担当馬のアジャストザルートが初勝利。池添騎手の騎乗だった。

 旧知の仲は調教にも生かされている。「2人とはアイコンタクトで理解し合える。謙くんは頼りになるジョッキー。馬のクセを分かっているので、こっちから何か言うことはない」。トレーナーにも鞍上にも、全幅の信頼を置く。

 15年の厩舎開業以来初のG1勝利がかかる一戦。平野助手は「けいこのたびに筋肉がついている。体調もすごくいい」とハーツクライ産駒の仕上がりに胸を張る。幼なじみとの偉業へ「なかなかない。より結果につながるように、しっかり貢献したい」。竹馬の友とともに大舞台へ臨む。(水納 愛美)

 ◆平野 健一(ひらの・けんいち)1979年8月20日、滋賀・栗東市生まれ。42歳。高校卒業後、社台ファームなどで約10年間の下積み。05年9月にJRA競馬学校の厩務員過程を卒業し、牧場勤務を経て栗東・森厩舎に所属。18年に池添学厩舎に移籍した。祖父、父も厩務員を務めていた。

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