【巨人】亀井善行から胸に残るアドバイス「自分が思ったように自由に記事を書けばいい」…担当記者が見た

スポーツ報知
19年8月9日のヤクルト戦、サヨナラ犠飛の亀井善行(左)と同点本塁打の岡本和真(右)の「巨人奈良県人会」の2人はお立ち台でポーズをとる

 巨人の亀井善行外野手が21日、今季限りでの引退を表明。都内で引退会見に臨んだ。亀井を間近で見続けてきたスポーツ報知の担当記者が、思い出をつづった。

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 百戦錬磨の亀井にだからこそ、聞きたかったことがあった。19年の開幕前。2人きりの瞬間に思い切って質問した。「亀さんって怖いこと、ないんですか?」。巨人担当1年目。毎日が怖くて記者としてうまくいっていなかった自分に打ち勝つ答えが欲しかった。

 亀井は「そりゃ、あるよ」と言った後に、驚く私が続けて質問するのを遮るように続けた。「だけど、去年(18年)くらいからかな? 周りの目を気にするのをやめたよ。そうしたら、少し楽になったかな」。期待を背負っている分、それが時に重圧、恐怖ともなっていた。

 私の表情から内面を見透かしたように、亀井はさらに言った。「先輩の目を気にせずに好きなように、自分が思ったように、自由に記事を書けばいい。俺は、そう思うよ」。勇気を持って、己を貫いてみようと決断した瞬間だった。

 今でもこのメッセージに救われることがある。誰しも周囲の目は気になる。亀井がくれたこの言葉を多くの人に届けたくて、今日も「好きなように、思ったように、自由に」原稿を書いている。この先も、亀井の金言はずっと胸の中に残り続けていく。(小林 圭太)

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