清水隆行氏が指摘、丸佳浩が復調…いい形で振れたから切れずにスタンドまで飛んでいった

スポーツ報知
7回、決勝ソロを放つ丸(投手・大貫、捕手・戸柱)

◆JERAセ・リーグ DeNA2―3巨人(20日・横浜)

 巨人がDeNAとの接戦を制して連敗を10で止め、3年連続のクライマックスシリーズ(CS)進出に王手をかけた。2点を先行された直後の2回にウィーラーの15号2ランで同点。その後は互いに好機を生かせない展開が続いたが、7回に丸が21号決勝ソロを放ち、10月2日の同カード(東京D)以来となる白星を挙げた。4位・広島が21日のヤクルト戦(神宮)で敗れれば、巨人の3位が確定する。

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 丸はインサイド要求に対して若干甘く入った直球を完璧に捉えた。状態が悪ければファウルにしてしまうが、いい形で振れたから切れずにスタンドまで飛んでいった。彼らしい本塁打だった。重苦しい展開の中での一発はやはり効果的だ。多少の波はあるが、一時の悪い状態からは完全に脱している。

 3~6回は、8四死球をもらい、いずれも得点圏まで走者を進めながら、あと一本が出なかった。チーム状態が良ければ、これだけ四死球があれば得点につながるもの。それがつながらない。連敗中ということで、打線には何とかしなくてはという重苦しい感じがあった。

 ようやくひとつ勝って、選手も精神的に変わる部分があると思うが、これですべて通常通りかというとそうではない。残り2試合は引き分けを挟んで5連敗中のヤクルトが相手。CSに向けて、嫌なイメージを払拭しないといけない。本当に大事な試合になる。序盤で点を取れればいいが、簡単に主導権を渡すようだと、またチームの雰囲気も元に戻ってしまう。特に序盤の戦い方が重要だ。(野球評論家・清水隆行)

巨人

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