茨木ナニワ・大淀と大阪都島・大阪柴島・枚方合同に大一番を前に意気込みを聞いた…報知旗・アシックス杯争奪 第10回関西キッズドリーム大会

スポーツ報知
準決勝に向けて気合を入れる茨木ナニワ・大淀合同ナイン

 「報知旗・アシックス杯争奪 第10回関西キッズドリーム大会」の決勝トーナメント(T)が、いよいよ24日から始まる。スポーツ報知では、予選リーグを勝ち抜いた茨木ナニワ・大淀合同ボーイズと、大阪都島・大阪柴島・枚方合同ボーイズ(いずれも大阪北支部)ナインに、大一番を前に意気込みを聞いた。決勝、3位決定戦は11月6日に久宝寺球場で行われる。

【茨木ナニワ・大淀】

 雨上がりのグラウンドに元気な声が響いた。茨木ナニワと大淀ナインは17日、茨木市内のグラウンドで合同練習。キャッチボールやノック、実戦を見据えた紅白戦などで入念に調整した。

 予選リーグは2試合とも16得点と打線爆発。指揮を執る横田監督は「打撃はどこからでも点が取れる」と攻撃力に自信を持つ。それだけに、最少失点で抑えることが勝利へのカギ。投手陣の二枚看板、大野(茨木ナニワ)と武藤(大淀)の両左腕に期待が掛かる。

 武藤は、この日の紅白戦で先発。格上の5年生チームを相手に力投し、5番打者としてサク越えアーチを放った。「いつも通りにプレーすれば勝てる」と力強く言い切った。一方、背番号1の大野は4回からリリーフ。「調子はいい。いつでも全力で投げられるように準備をしている」と好調ぶりをアピールだ。

 合同チームながら、佐多主将(茨木ナニワ)は「仲はいい」と胸を張る。決勝トーナメントの舞台でも赤と縦じまのユニホームが、大暴れするはずだ。

【大阪都島・大阪柴島・枚方】 

 白球を追ううれしさが、笑顔からにじみ出ていた。大阪都島の3年生以下の選手は16日、大阪市内のグラウンドで練習。捕球や送球など基本に重点を置いたメニューで汗を流した。

 大塚監督は「キッズらしく楽しくやっている」と選手を評する。中でも「3年生の3人は、とにかく野球が好きで負けず嫌い。三振をしたら泣くほど悔しがる。教えがいがある」と期待を寄せている。その3人とは左右両打ちに取り組む努力家の松岡二塁手、堅実な打撃と守備が持ち味の西本三塁手、そして3番打者&リリーフエースとしてチームを引っ張る大塚外野手だ。3年生ながら合同チームで中心的な役割を務める3人は、「優勝する自信はある!」と力強く言い切った。

 チームの強みは、勢いづくと止まらない打線。予選リーグの大阪堀江戦では17得点をマークした。2戦連続ランニングホームランを放った新森(大阪都島)、エース投手の箕浦(大阪柴島)ら4年生も実力者ぞろい。出色の3年生トリオを中心に一丸で頂点を目指す。

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