オリックスからドラフト2位指名を受けた関大・野口智哉内野手が20日、大阪・吹田市内の同大学で牧田編成部副部長、谷口スカウト、下山スカウト、内匠スカウトの指名あいさつを受けた。強肩強打が持ち味の即戦力内野手は、目標として色紙に「開幕1軍」と力強く記した。
小学校時代にオリックス・ジュニアに所属した野口にとって、縁の深いチームからの指名。この日は谷口スカウトから帽子をかぶせてもらった。「10年前に帽子をかぶった時の気持ちがよみがえりました。懐かしい気持ちです」と心境を語った。
若い世代が台頭したチームの一員となる。高卒2年目で遊撃のレギュラーをつかんだ紅林に敬意を表しつつ、強烈なライバル意識も持つ。「野球を始めた時からずっとショートをやってきました。(来季の開幕では)もちろんショートで名前が呼ばれるようにしっかりやっていきたいです」。17日の関西学生野球リーグ同大戦で、リーグ史上31人目の通算100安打を達成。守ってよし、打ってよしの力強い戦力が加わる。