引退表明のキム・ハヌル「2年前から考えていた」 国内最後の試合は「楽しくプレー」

スポーツ報知
プロアマ大会で同組の金本知憲氏と記念撮影をするキム・ハヌル (カメラ・馬場 秀則)

◆女子プロゴルフツアー NOBUTA GROUP マスターズGCレディース プロアマ(20日、兵庫・マスターズGC=6571ヤード、パー72)

 日本女子ツアーでメジャー2勝を含む通算6勝を挙げ、今大会限りでの引退が発表されていたキム・ハヌル(韓国)が、元阪神の金本知憲氏らとのプロアマ戦を終えて公式会見に臨んだ。

 この日は自らの言葉で「ツアーだけじゃなくて、選手としてチャレンジしたいことがあるから、今がちょうどいいタイミングかなと思って引退発表をしました」と、代名詞の笑顔を見せながら話した。日本ツアーは今大会が最後で、11月中旬の韓国ツアー戦が現役ラストになる。今後は韓国のゴルフ関係のバラエティー番組出演を視野に、ゴルフに関わる仕事を続けるという。

 引退を決断した時期について、「2年ぐらい前から考えていたんですけど、はっきりしたのは今年の真ん中ぐらい。7月に韓国に行って両親と相談して決めました」と明かした。17年のサントリーレディス以降は優勝から遠ざかっており、賞金ランクも16、17年は4位に入ったが18年は29位、19年は56位と低迷。今季は4月の富士フイルム・スタジオアリスオープンの3位が最高成績だった。「優勝争いができないから、選手として残念かなと思いました」。賞金ランク50位までに与えられるシード権を獲得できなかったことや、コロナ禍による移動制限が敷かれた影響もあり、今回の決断に至った。

 日本ツアーで思い出深いのは、15年のマンシングウェアレディースでの初Vや、17年の2週連続Vを挙げた。今大会の最高成績は18年の2位。昨年亡くなった延田グループの元会長・延田久弐生氏に思いをはせながら「優勝したら(延田)会長が喜んでくれたと思うけど、見せることができなかったのが残念。ボミも2年前(19年大会)準優勝だったから、優勝したら会長がもっと喜んでくれると思う」と同級生のイ・ボミ(韓国)=延田グループ=の名前を挙げつつ振り返った。

 2年ぶりの開催は1日上限1000人の有観客で行われる。「いいプレーができたらうれしけど、成績より楽しくプレーするのを見せたいです」。会場に足を運んだファンを、スマイルクイーンが魅了する。

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