宮城県高校バスケ 仙台大明成が男女アベックV

スポーツ報知
男女でアベック優勝を果たした仙台大明成

 男女の優勝決定戦が行われた。女子は延長戦の死闘の末、仙台大明成が聖和学園に79―73で競り勝って、2年ぶり8回目の優勝を果たした。男子は仙台大明成が東北を148―22で下し、10年連続15回目の優勝。男女アベック優勝を果たした仙台大明成に加えて、男子は東北、女子は聖和学園の計4校が、12月に開催されるウインターカップへの出場権を手にした。

 

◆男子優勝決定戦

 豪快なダンクでリングを揺らした。63―6の第2クォーター、199センチの仙台大明成・山崎一渉(いぶ、3年)がパスを受け、両手でゴールに突き刺した。後半も開始から3Pシュートを沈めて勢いづけ、チームは今大会全5試合“100点ゲーム”で危なげなく10連覇達成だ。

 エースが58得点を挙げて本戦へ導くも、佐藤久夫監督は「オフェンスでゾーンに入れず、決めるべきところで決められない。本人の中でまだ、壁がある」と指摘した。

 昨年もエースとして全国制覇に貢献した。今夏のインターハイ後に「久夫先生に主将を任され、嬉しかった」とふり返る。連覇を狙う最終学年は「今年も絶対優勝したい。力強いプレーはチームが勢いづくので、ダンクができるときは積極的に狙えれば」と意気込んだ。初めて決めた中3時から約10センチ伸びた身長で、18日の決勝は2度もダンクを決めた。“八村2世”の呼び声高い山崎一が、ウインターカップでも豪快シュートをさく裂させる。(小山内彩希)

◆女子優勝決定戦

 延長戦の末に聖和学園を撃破した仙台大明成の女子選手たちは、抱き合って喜びをかみ締めた。昨年大会では決勝で58―65で敗れた因縁の相手に雪辱し2年ぶりの大会制覇だ。フォワード(F)・大久保凪紗主将(3年)は「本当にうれしい」と満面に笑みを浮かべた。

 劇的だった。第4クオーター(Q)、残り約7秒の時点で64―67。敗戦濃厚の状況にも、誰も諦めなかった。残り約3秒。パスを受けたF斉藤花帆(3年)が体勢を崩しながら3点シュート。同点に追いつくと、計5分の延長戦では相手を圧倒。79―73で勝利を収めた。

 準備が実った。6月の宮城県高校総体女子決勝では、聖和学園に61―69で敗北。安藤美紀監督(42)は7月以降は攻守両面で鍛え直してきた。力を入れた練習の一つが「状況別の練習」だ。「残り1分で5点差」や「残り10秒で3点差」など追いかける状況も想定して、練習を積んできた。第4Qの終了間際に同点の3点シュートを決めたF斉藤は「いろんな状況を想定した練習をしてきたおかげです」と胸を張った。2年ぶりのウインターカップに向け、大久保主将は「ベスト4を目標に頑張りたい」と闘志を燃やしていた。(高橋宏磁)

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