アジア杯予選の主軸にパリ五輪世代を選んだ冨樫監督「国際試合の難しさ感じて」…信頼するOA枠4人も招集

スポーツ報知
U―22日本代表を率いる冨樫剛一監督

 日本サッカー協会は19日、福島・Jヴィレッジで行われるU―23アジア杯予選(26日・カンボジア戦、28日・香港戦)に臨むU―22日本代表メンバー23人を発表した。パリ五輪世代を中心に招集され、U―20世代のコーチや監督を務めてきた冨樫剛一監督が予選の指揮を執る。今年開催予定のU―20W杯は中止となったため、パリ五輪代表チーム発足後では初の国際試合となる。

 会見に応じた冨樫監督は「理想のメンバー」と自信を示した。Jリーグは終盤を迎え、月末には天皇杯、ルヴァン杯を控える。海外組を含めて招集が見送られた選手もいるとされるが、自国開催とともに「シーズン中にも関わらず活動を理解していただいた」と所属チームへの協力に感謝を述べ、待ち望んだ国際大会へ「まず日の丸をつけてピッチに立って整列をした時にたくさんのものを感じるのではないか。日本代表として本当に強いものをピッチに出せれば」と意気込んだ。

 K組の日本は中1日でカンボジア、香港と対戦。各組1位と2位の上位4か国、開催国のウズベキスタンの16チームが今年6月の本戦に出場できる。貴重な2試合で成長すると同時に、アジアを勝ち抜く厳しさを知る機会にもなる。「国内では味わえない距離感や間合い。実際に対戦相手としてやらないと感じられないことは間違いなくある。国際試合の難しさをしっかり感じてほしい」と勝利にこだわって本大会出場を目指す中で、個々の成長につながる吸収も求めた。

 今大会は今月上旬に行われた合宿に続き、パリ五輪世代だけでなく”オーバーエージ”としての役割を担うMF郷家友太(神戸)、DF角田涼太朗(横浜FM)、DF山原怜音(筑波大/清水内定)、MF松井蓮之(法大/川崎内定)が招集された。「人としても信頼たる男たち」と指揮官から全幅の信頼を寄せられる4選手。チームでリーダーシップを発揮し、世界大会を戦った経験などを伝えるだけでなく、「彼らにはA代表につながっていることを感じてもらうことが大事。アジアのどのようなチームに対してでも、日本が強いチームであることを示すためにも必要だった」と選出理由を説明した。

 U―20年代はコロナ禍により海外遠征が限られてきたが、冨樫監督、影山雅永監督、今大会も帯同する内田篤人ロールモデルコーチらの下で国内合宿を積み上げてきた。パリ世代の第一歩となる貴重な国際試合で、築き上げたものを発揮すると同時に、3年後の五輪へつながる収穫を得る。

サッカー

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請