【ソフトバンク】千賀滉大7回まで無安打!9勝目!松坂に贈る0封

スポーツ報知
7回まで無安打と好投し9勝目を挙げた千賀滉大(カメラ・石田 順平)

 千賀の2度目の快挙を期待していた球場が、ため息に包まれた。8回先頭の藤岡の一塁へのボテボテのゴロ。中村晃がグラブトスしたボールがそれた。「H」ランプが点灯し、エースの無安打が止まった。

 「今日は途切れてもいい。チームが勝てばいいと思っていた」。19年9月6日のロッテ戦(ヤフオクD)以来、2年ぶりのノーヒットノーランまであとアウト6個。複数回の達成なら、1972年の外木場義郎以来の49年ぶり、10人目の快挙だったが、チームの白星が最優先だった。

 2人の“恩人”に届ける快投だった。この日、引退試合の西武・松坂は、子供の頃からの「スーパースター」。投球フォームをまねたこともある。「一緒にやれて、たくさん話をさせてもらったのはうれしい時間」。15年から同じユニホームを着て過ごし、18年6月の交流戦では中日時代の松坂と投げ合った。4回5失点での黒星も“宝物”だ。もう1人は18日に戦力外になった川原。この日は、現役続行を希望している最速158キロ左腕の登場曲に変更し、エールを込めた。

 出場選手登録が8年に達し、国内FA権の取得条件を満たした。「これからしっかり考えたい」と話すにとどめたが、17年オフからポスティングシステムによる大リーグ挑戦を希望し続けてきた。これまで球団の方針で同システムでの挑戦は認められなかったが、今オフの動向に注目が集まる。

 負ければCS進出が消滅する可能性のあった試合で7回0/3を1安打無失点。6年連続2ケタ勝利に王手をかけた。「可能性がゼロになったわけじゃない」と、3位楽天との3ゲーム差逆転を諦めない。大一番になると信じて、中5日のチーム最終戦(25日・ロッテ戦)に備える。(戸田 和彦)

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