鈴木桂治監督、初陣の柔道GSパリから帰国 4階級Vも危機感「重量級は非常に厳しい状況」

スポーツ報知
GSパリから帰国し、オンライン取材に応じた鈴木桂治監督

 柔道全日本男子の鈴木桂治監督が19日、グランドスラム(GS)パリ大会から帰国し、オンライン取材に応じた。

 今大会は10月に監督に就任し、初の実戦となった。男子66キロ級の田中龍馬(筑波大)、73キロ級の原田健士、81キロ級の佐々木健志(ともにALSOK)、90キロ級の長沢憲大(パーク24)と4階級で優勝。一方、復権を目指す重量級では100キロ超級の小川雄勢(パーク24)、佐藤和哉(日本製鉄)、100キロ級の飯田健太郎(旭化成)が、いずれも初戦の2回戦で敗退した。

 鈴木監督は、これらの結果を踏まえ、重量級の惨敗について、「私が言ってるような世界で戦う、世界で勝つテーマは少しまだ遠いなと改めて実感した」と厳しい表情で振り返った。国内の稽古相手が限られる重量級を中心に、コロナ禍で昨年以降、国際大会への派遣が難しかった影響も色濃く「限られた環境で技術や体力を磨いていくことがもちろん大事だが、試合を見ていても海外に出ていないということで詰めた稽古ができていないと感じた」と分析した。

 今後は全柔連の医科学委員会の意見も聞きながら、社会情勢を踏まえて、積極的に海外に派遣していきたい考えだ。「海外の選手はヨーロッパジュニア、世界ジュニアなど、ちゃんと段階を経て強化できているという現状をしっかり目に焼き付けてきた。今後は海外の選手との経験値を増やすことが第一。特に重量級に関しては非常に厳しい状況に直面している。なるべく一本でも多く、組み合う時間を取りたい」と危機感をにじませた。

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