静岡産業大 トランポリン部監督・杉浦正隆さん トランポリンで磐田から五輪メダリストを!

スポーツ報知
静岡産業大トランポリン部を指導する杉浦さん(左)と世界選手権日本代表の海野

 日本初の五輪メダル獲得へ、磐田からトランポリン界を支える。昨年の全日本選手権団体を制した静岡産業大学クラブを指導。東京五輪の強化本部員も務め、現地で運営業務に携わった。

 静岡学園高時代は体操で全国高校総体に2度出場した。関東の名門大学から誘いがかかる中、「0からやってみたかった」と94年、新設された静産大に1期生として入学した。「(静学の)校長先生が大学の創設に携わった方だったんですが『本当に俺の大学でいいのか』と言われた」と笑う。

 始まりは「3枚のバスマット」だった。部の申請に必要な10人の署名を友人から集め、体操部を創設。大学から出た3万円の補助金を手に「ジャスコにバスマットを買いに行ったんです。1枚3000円を3枚」。体育館の片隅にマットを敷き、1人で練習する日々が始まった。

 卒業後は職員として体操部を指導。「磐田は『体操不毛の地』だったのですが、2007年にはトランポリン部もできて、次第に周りの人も認めてくれるようになった」。入学から約20年、「死ぬまでにできれば」と思っていた専用の体育館が、キャンパス内に完成した。

 11月の世界選手権に教え子の海野大透(ひろと、4年)が出場する。「五輪は日本のメダリストが出ていない。『静岡から五輪メダル』を実現して欲しい」。静岡に体操、トランポリン文化を根付かせた杉浦さんの願いだ。(内田 拓希)

 ◆杉浦 正隆(すぎうら・まさたか)1975年4月25日、浜松市生まれ。46歳。中学1年時に体操を始める。静岡産業大卒業後は体操部とトランポリン部を指導。家族は妻と娘2人。

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