山本文緒さん死去を悼む声が続々…新海誠氏「ずっと憧れ」 けらえいこ氏「本当に温かい方」

スポーツ報知
ドラマ化もされた代表作「恋愛中毒」

 直木賞作家の山本文緒(やまもと・ふみお、本名・大村暁美=おおむら・あけみ)さんが13日午前10時37分、すい臓がんのため長野県軽井沢町の自宅で死去したことがわかった。58歳だった。多くのファンや著名人からも、山本さんの死を悼む声がツイッターなどネット上であがっている。

 「君の名は。」などで知られるアニメーション監督で小説家の新海誠さんは「悲しいです。この先も山本文緒の小説を何冊も何冊も読めると、勝手に楽しみにしておりました。自分の人生の短くない期間、山本さんの小説に支えられていました。今もずっと大好きで、ずっと憧れています。心より、お悔やみ申しあげます」と記した。

 作家の村山由佳さんは、「山本文緒さん。中公文芸賞の贈賞式でお目にかかれそうにないと知った時も、まさかそこまでとは思いもしていませんでした。先にいって待っていた三毛のさくらちゃんと、どうかゆっくりおやすみ下さい。生きてる者は、寂しいばかり。」とつづった。

 「あたしンち」で知られる漫画家のけらえいこさんは「作家の山本文緒さんがご逝去されました。けらは、さる対談のゲストに読んでいただいたことがきっかけで、山本さんのご知己を得ました。あたしンち映画の公開初日の一回目上映を、山本さんはご夫婦で観に来てくださったり たまたま軽井沢に来ていたけらを、ご自宅にお招きくださったり、本当に温かい方でした。とつぜんのご訃報に接し、呆然としております。心からご冥福をお祈りいたします」と記した。

 山本さんは、横浜市出身。OL生活を経てジュニア小説の作家としてデビュー。99年「恋愛中毒」で吉川英治文学新人賞。01年に「プラナリア」で直木賞を受賞した。昨年9月に7年ぶりの新刊となる長編小説「自転しながら公転する」を発表。今年の中央公論文芸賞と島清恋愛文学賞に決まっている。今年春から体調を崩し自宅療養中だった。

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