本田真凛、11か月ぶり実戦リンクで語った胸の内「結果を残すより一番大事なものを」…東京選手権女子SPから、一問一答全文

スポーツ報知
“暗殺者”を演じた真凛のSP(10月8日撮影=カメラ・矢口 亨)

◇東京選手権 女子SP(10月8日、西東京市・ダイドードリンコアイスアリーナ) 

 公式戦は昨年11月のNHK杯以来、約11カ月ぶりとなった16年世界ジュニア女王の本田真凜(JAL)。 赤と黒の衣装で今季SPに選んだ映画「Mr.&Mrs.スミス」の「アサシンズタンゴ」を滑った。冒頭の3回転-2回転の連続ジャンプでは着氷したが、最後のダブルアクセルは両足着氷に。戸惑いの表情も見えたが、笑顔を忘れない真凛らしい演技だった。昨季の東京選手権では、フリーで使用予定の音源を間違えてエキシビション用のを提出。それでも即興で演じ切る土壇場の強さを見せた。以下、一問一答全文。

―久しぶりの試合。滑り終えて感想は?

「多分1年ぶりの試合で、もちろん緊張感はあったんですけど、久しぶりに落ち着いてできたんじゃないかとは思います」

―大会に臨むにあたって自分の中でテーマは?

 「去年に比べて練習時間も増えていて、しっかり練習時間はできたと思うけど、試合が近づいてくると自分の精神的な部分で、どうしても1ヶ月前に出来たものが徐々に試合が近づいてくると、調子の悪い自分に戻りつつあって迎えた試合だったので、すごく不安ではあったんですけど、久しぶりの試合で、自分らしいというか、自分の良さを活かしてっていう風に切り替えてできたかなと思います」

 ―6分間練習でミスも目立ってましたが、そこからの試合まで短い間でなんとか立て直したにはように感じたが?

 「今回の試合は、いつも例年の自分の状態だと『練習通りにできなかった』っていう不安とか緊張だったんですけど、今回は本当にどこに対して緊張していいのかが分からなかったり、と言う、その試合の感覚っていうのがすごく薄れていったので、とにかく集中してっていうふうに考えてやってたのと、妹が同じグループだったのですごく心強かったです」

 ―妹と当日の朝だったり、妹と会話だったり試合に挑むにあたってそういうのは?

「ふふふ。あんまり試合のことは話してないんですけど、私がまあ6分間練習の後とかに、去年のこのブロックの大会でジャンプが3つのうち2つ要素抜けというか、回転しきらずにパンクして、ジャンプの点数が2つ点数がなかったので、それは無いようにと思ってとにかく絶対に締めるっていうふうに思ってやっていたので、望結にも終わった後に『とにかく全部締めて思い切り一緒に頑張ろう』っていうふうに言いました」

―明日のフリーに向けて意気込みは? 

 「明日のフリーはとにかく最後まで滑り切れるようにできればいいなと思うと、次の試合につながるようにできればいいなと思います」

 ―今日佐藤先生たちがリンクサイドにいらっしゃいましたが、今年の指導チーム、どういう体制でやっているのか。明日フリーは何のプログラムを滑るのか?

 「大学が東京なので、ここ最近は基本的に新横浜を拠点にして、佐藤先生に習ってまして。結構週末とかは、自分の家にいたりするのでその時は本田先生にみてもらってます。明日のフリーは、数年前に滑っていたラバーズというプログラムを滑ります」

 ―アルトゥニアンコーチには今はみていただいてない?

 「そうですね。海外になかなか行くのが難しいので、今は見てもらってないです」

 ―今日のショートのプログラム名は?このプログラムへの思いを

 「えっと、曲名は、なんかタンゴなんですけど、ローリーさんに、リモートで振り付けをしていただいて、暗殺者の映画のプログラムなので、すごく力強く滑れたらいいなと思っていて、今日は本当に慎重になりすぎて全然。すごく軽いスケートっていうか軽いスケーティングだったかなと思うので、もうちょっと力強さっていうのを出せるようにしたいなと思っています」

 ―東京五輪で仲が良い伊藤美誠選手が活躍。刺激は受けた?

 「全部卓球の試合は見ていたんですけど、本当にすごくて、競技をしている時の美誠ちゃんは本当に、すごい本当にすごくて、普段2人でお会いする時はあまり競技の話はしないんですけど試合とかに見に来てくれた時にすごく支えになる言葉とか心に残る言葉をたくさん掛けてくれるので感謝していますし、本当にあの、まだ終わってから会えてはいないんですけどおめでとうございます」

 ―昨日地震があったんですけど大丈夫でしたかね?

 「大丈夫じゃなかったです。横浜のホテルにいたんですけど、すごい揺れて、望結から『大丈夫』って来て、『大丈夫って結構揺れたな』みたいなのを話してて、家族が今バラバラなので、みんながどこにいるかっていうのを把握しきれてなくて、お兄ちゃんとかにも『大丈夫』って送って、今仙台でしたっけ、に向かってる電車の中だけど大丈夫っていうこととか久しぶりに家族のラインが動きました」 

 ―今シーズンの目標は?

 「今シーズンというか、スケート生活の目標としては、何かの試合で結果を残すとかそういうのよりも、今自分が一番大事にしているのものだったり、すごく簡単そうで難しいことなんですけど、自分らしく、何の気負いもなく、いい演技ができればいいなあっていうふうに思います」

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