【広島】鈴木誠也、1試合2発で巨人・岡本和真、ヤクルト・村上宗隆に1本差…逆転CS進出へ「いい状況」

スポーツ報知
8回2死、鈴木誠也が左中間へソロ本塁打を放つ 

◆JERAセ・リーグ 阪神2―4広島(17日・甲子園)

 一発攻勢で、大逆転でのCS進出に歩を進めた。鈴木誠也が3戦連発、今季7度目の1試合2発で38本塁打とし、リーグトップの巨人・岡本和真とヤクルト・村上宗隆に1本差に迫った。4回に秋山のカーブ、8回にアルカンタラの154キロをはじき返し、ともに高々と左中間へ。「自分どうこうより、チームがいい状況。(先発の)玉村も頑張っていたので」。チームは3位の巨人に2・5差とし、主砲もライバルの背中に手をかけた。

 先に躍動したのは若手コンビだった。3回1死、林が左越えに先制9号ソロ。2死後、宇草も右翼席へ4号ソロを運んだ。3年目20歳の林は智弁和歌山高、2年目24歳の宇草も常総学院高時代に甲子園で本塁打を放ったが、プロの1軍の舞台で初の聖地弾。思い出の地で成長の跡を刻んだ。

 ともに鈴木誠を慕う。今季1軍に定着した林は常に背番号1を観察。試合後の練習も一緒に行い、経験談に耳を傾けてきた。宇草も「枝を求めるのでなく、幹の部分を大切に」と心構えを伝授された。そんな2人の師匠は「僕も同じような経験をして、同じような悔しい思いもした。俺はこう考えていたよと伝えています」と見守り、自らは貫禄の2発。佐々岡監督は「特に4点目」と1点差に迫られた直後の8回の一撃をたたえた。

 チームは8月26日の巨人戦の5発以来、今季2度目の1試合4発で3連勝。最近10試合を9勝1敗で、5日時点での3位との11ゲーム差から一気に縮めた。4番もこの間6本塁打。特に最近5試合は5発で、首位打者との2冠も見えた。「(タイトルは)どうでもいい」。見据えるのは奇跡の3位。9月下旬まで最下位だったカープのまさかの快進撃が止まらない。(安藤 理)

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