【ヤクルト】山田哲人5打点でM4、日本新48H達成・清水に「優勝争いは彼のおかげ」…3度目100打点

スポーツ報知
9回1死一、三塁、山田哲人が左越え3ラン本塁打

◆JERAセ・リーグ DeNA3―7ヤクルト(17日・横浜)

 優勝にかかるアーチが雨上がりのハマの夜空に伸びていく。左翼席上段に舞い落ちた打球に視線をやって、山田はガッツポーズをつくった。「イメージ通りに打てました」。9回1死一、三塁で飛び出したダメ押しの34号3ラン。主将の一発が勝利を決定づけた。

 「こうなればいいなと思ったことが結果につながった」と振り返ったのは、勝ち越しとなった5回の中犠飛に7回の左越え適時二塁打。9回の本塁打は「初球からストライクゾーンに来ると思って真っすぐを狙っていた」。内角ギリギリの149キロ直球をうまくさばいた。この日の5打点で3度目の100打点を記録。「素直にうれしいですし、打点を挙げることによって勝つ確率も上がる」と、うなずいた。

 チームを引っ張る主将は「若い選手とコミュニケーションを取るようにしています」。その中でも一番声をかけるのは清水だという。8回2死、その右腕が牧に右越え二塁打を打たれるとマウンドへ足を運び「本塁打に注意しろ」とアドバイス。気を取り直した清水は無失点でしのいで48ホールドを達成した。山田は「優勝争いをしているのも彼の頑張りのおかげ。すごく感謝しています」と、ねぎらった。

 東京五輪金メダルの侍ジャパンとチームを重ね合わせる。「こういう雰囲気のチームは強いよねと村上と話したのですが、今のヤクルトはその雰囲気に似ています」と言い切った。阪神が負けてマジックは4に。19日からの阪神2連戦で連勝すれば最短20日に6年ぶりの優勝が決まる。「緊張感がある中で毎日野球ができるのは、やりがいを感じる」。重圧を楽しみながら歓喜の瞬間へ近づいていく。(秋本 正己)

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