杉本健勇が起死回生の同点弾 横浜FM、札幌に2―1逆転勝利「絶対俺が1点取って逆転してやる」

横浜M・杉本健勇
横浜M・杉本健勇

◆明治安田生命J1リーグ ▽第32節 横浜FM2―1札幌(16日・日産ス)

 横浜FMはホームで札幌に2―1で逆転勝ちした。札幌のマンマークに苦しみ、前半24分にCKから失点。立て続けにピンチを迎える苦しい展開となったが、後半39分、途中出場のFW杉本健勇がヘディングで同点弾を決めると、4分後に得点ランク首位FW前田大然の今季18ゴール目で逆転に成功した。首位・川崎との試合消化数が並び、残り6試合で勝ち点差は9。2年ぶりの逆転Vへ、望みをつないだ。

 今季3度目の完封負けがちらつく後半39分、息を吹き返す同点ゴールだった。同29分からピッチに立った杉本は、FWエウベルの左クロスに高い打点で頭を合わせた。「エウベルとは練習中からよく話していた。先週から(タイミング)合っていたので、今日も『ああいうボールをくれ』とは言っていた。2人で描いた通りのゴール」と納得の表情だった。今夏加入後3ゴール目でチームを勢いづけると、2トップを組んだ前田が4分後に逆転弾。8月28日の鹿島戦以来のホームゲームで、2年ぶりの逆転優勝へ望みをつなぐ劇的勝利に導いた。

 「僕たちは(川崎と)追いかけてる立場なので、負けられない。前半はなかなか攻められる時間も多かったけど、自分も出番がきたら絶対俺が1点取って逆転してやるって気持ちで入ったので良かった。まずチームが勝つことが大事」。9月の名古屋戦でゴールを決めた時はチームが敗れ、悔しげな表情を浮かべたが、この日は最高の笑みが広がった。

 浦和から期限付き移籍中の杉本は、ここまで出場9試合のうち先発は1試合。本人も「まだまだ足りない」と満足はしていないが、「試合の流れや負けてる勝ってるがあるので、そこを考えながら。自分は結果を求められているので、残さないといけない」と短い出場時間ながらも既に3得点。ゴールに加え、前線での守備の貢献度も高い。この日は「大然をなるべく前に残して、点を取らせることは思っていた。ランキングも首位を走っているので」と味方を生かす意識も口にした。

 また、マリノスで決めた3ゴールはすべてヘディング。「自分の武器はオプションとして、作れていると思う」と少しずつ手応えも深めている。途中出場に甘んずることなく、先発の座も狙う杉本は、「もっと生かしたいし、チームでも生かされたいと思う。続けてやっていきたい」とチームに勝利をもたらす活躍を誓った。

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