【巨人】川相昌弘氏の見解 広島が巨人より残り4戦多い? 細かい計算はするな!

スポーツ報知
円陣を組む巨人ナイン

◆JERAセ・リーグ 巨人7―8広島(16日・東京ドーム)

 巨人は8点ビハインドから終盤に1点差まで追い上げたが、広島に敗れ、4年ぶり球団史上4度目の10連敗。8月25日に最大15ゲーム差だった広島に3差まで迫られた。先発の高橋が1回持たず4失点KOされ、これで巨人の先発投手は20試合連続勝ち星なし。打線は打点王を争う岡本和が2打点を挙げるなど、2試合連続で7得点とようやく復調気配を見せてきた。スポーツ報知評論家・川相昌弘氏が連敗脱出への心構えを説いた。

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 巨人は広島にCS出場という目標を与えてしまった。巨人より4試合多い8試合残している点も痛い。ただ、ナインにはあえて「細かい計算はするな」と伝えたい。

 光は見えている。最終回に栗林を追い詰め、一打同点の場面にまで持ち込んだ。ウィーラーは7回の守備でファインプレーを見せ、その裏のソロで流れを変えた。9回は2ストライクからインサイドの際どい直球にピクリともせず、変化球に狙いを絞って仕留めた。日頃から見せる勝利への執念がチーム全体に伝わった。

 広島は小園、林ら若手がガムシャラにプレーして成長し、後半戦の巻き返しにつながった。彼らは余計なことを考えず、目の前のことだけに集中しているように感じる。若い選手は計算などしなくていいのだ。

 長嶋さんが監督をされていた時、よく「我々は毎日試合があるが、今日しか見に来られないファンがいる。その人たちのために、最後まであきらめずプレーしてほしい」とおっしゃっていた。結果的に届かなかったが、選手の必死さはファンに伝わったはず。序盤はあきらめムードだった球場の雰囲気も、終盤には明らかに変わっていた。底力を見せる場面は、まだ残っている。(スポーツ報知評論家・川相昌弘)

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