青学大・原晋監督「優勝を狙える」 全日本大学駅伝登録メンバーに箱根駅伝2区経験者の岸本大紀と中村唯翔

出雲駅伝で2位でゴールする青学大のアンカー・横田俊吾
出雲駅伝で2位でゴールする青学大のアンカー・横田俊吾

 学生3大駅伝の開幕戦の出雲駅伝(10日、島根・出雲市=6区間45・1キロ)で2位だった青学大の原晋監督は16日、全日本大学駅伝(11月7日、名古屋市熱田神宮西門前~三重・伊勢市伊勢神宮内宮宇治橋前=8区間106・8キロ)の登録メンバー16人を明かした。この日午前9時からチームミーティングを行い、全部員に伝えられた。

 出雲駅伝1区で区間賞を獲得したエースの近藤幸太郎(3年)、最終6区で2人抜きを演じた横田俊吾(3年)ら出雲駅伝に出場した6人全員に加え、出雲駅伝の登録メンバーから外れていた岸本大紀(3年)と中村唯翔(3年)の箱根駅伝2区経験者が登録メンバーに名を連ねた。原晋監督(54)は「優勝を狙える布陣です」と自信をのぞかせた。

 青学大は、出雲駅伝で初出場初優勝を果たした東京国際大には1分57秒差で完敗したが、最終6区で横田俊吾が東洋大、国学院大との激しい2位争いに競り勝ち、意地の「準優勝」。存在感を発揮した。「全日本大学駅伝も『本命』は東京国際大でしょう。駒大もポテンシャルは高い。でも、青学大も負けられませんよ」と原監督は雪辱を期す。

 出雲駅伝1区で学生3大駅伝初の区間賞を獲得した近藤、エース区間の3区で区間3位と健闘した佐藤一世(2年)、アンカーで大健闘した横田俊吾ら出雲路で活躍した選手に加え、青学大の主軸も伊勢路に戻ってくる。1年時に箱根駅伝2区で日本人ルーキー最高タイムの1時間7分3秒の区間5位と快走した岸本、昨季の箱根駅伝で2区(区間15位)を担った中村と「花の2区」を知る実力者が登録メンバーに加わり、選手層は厚みを増した。さらに太田蒼生、田中悠登と勢いのあるルーキーもメンバー入り。出雲駅伝では2区7位にとどまった主将の飯田貴之、前季の箱根駅伝6区3位の高橋勇輝ら最上級生の意地も期待される。「バランスのいいメンバー構成です」と指揮官は話す。

 全日本大学駅伝は1区から6区までが9・5キロから12・8キロのスピード区間で、終盤の7区(17・6キロ)と8区(19・7キロ)がロング区間。区間配置が難しい。「いろいろなオーダーが考えられる。優勝を狙える布陣になりました」と原監督は全日本大学駅伝で3年ぶり3度目の優勝を見据える。

 出雲駅伝でライバル校に衝撃を与えた東京国際大、伝統の勝負強さを発揮して3位に食い込んだ東洋大、4位と健闘した国学院大、出雲駅伝では5位に終わったものの戦力充実の駒大。そして、青学大が全日本大学駅伝で激しい優勝争いを展開しそうだ。出雲駅伝では東京五輪3000メートル障害7位入賞の三浦龍司を欠き、10位と大苦戦した順大も巻き返しを図る。箱根駅伝予選会(10月23日)を経て参戦する前回3位の明大はダークホークス的な存在。伊勢路でも熱戦が繰り広げられることだけは間違いない。

 出雲駅伝上位3校の登録メンバー16人は以下の通り。登録メンバーの中から8人が出場する。

 ◆東京国際大

 ▽4年 三浦瞭太郎、芳賀宏太郎、野沢巧理

 ▽3年 丹所健、山谷昌也、宗像聖、イェゴン・ヴィンセント、ルカ・ムセンビ、堀畑佳吾、奥村辰徳

 ▽2年 生田琉海、麓逸希、林優策

 ▽1年 佐藤榛紀、白井勇佑、冨永昌輝

 ◆青学大

 ▽4年 飯田貴之、高橋勇輝

 ▽3年 近藤幸太郎、横田俊吾、目片将大、岸本大紀、中村唯翔、中倉啓敦、西久保遼、関口雄大

 ▽2年 佐藤一世、志貴勇斗、鈴木竜太朗

 ▽1年 若林宏樹、太田蒼生、田中悠登

 ◆東洋大

 ▽4年 宮下隼人

 ▽3年 及川瑠音、大沼翼、柏優吾、児玉悠輔、前田義弘

 ▽2年 奥山輝、兼原尚也、九嶋恵舜、佐藤真優、菅野大輝、松山和希、村上太一

 ▽1年 石田洸介、梅崎蓮、小林亮太

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