【阪神】スアレス、“球児伝説”再現誓う…07年「10連投10連勝」で逆転V

スポーツ報知
キャッチボールを行うスアレス

 阪神のロベルト・スアレス投手(30)が15日、“球児伝説”再現での逆転Vを誓った。12日からの巨人3連戦(東京D)3連投で、藤川球児氏=スポーツ報知評論家=が持つ球団記録の46セーブにあと5と迫った守護神は「それ(球団記録)もありますけど、一回一回のセーブ機会を積み重ねていきたい」と残り8試合でのフル回転と記録更新を誓った。

 9月24日の巨人戦(東京D)から10試合連続無失点の安定感を誇り、その間に8セーブを挙げた。「とにかくチームの勝利に貢献するだけ」と言うように、10月に入ってからは2度のイニングまたぎをこなすなど、相手の反撃をことごとく断ち切っている。

 矢野監督は「記録に到達しようとする意識がモチベーションになれば。塗り替えるようなことをしてくれると、チームのためにもスアちゃんのためにもなる」と積極起用を約束。17日からの広島戦(甲子園)からは5連戦だが、その後は日程にゆとりが出るため、07年の藤川の「10連投10連勝」のような働きが期待される。

 矢野政権1年目の19年には6連勝でシーズンを締めくくり、逆転でのCS進出を決めた。昨季も勝率5割で迎えた10月24日の巨人戦(東京D)から10勝3敗1分けと驚異の粘りを見せ、貯金7でフィニッシュした。首位・ヤクルトとは2・5ゲーム差。絶対的なクローザーを中心とした守りの野球で、崖っ縁からの栄冠を目指す。(表 洋介)

 ◆藤川球児の10連投10連勝 07年8月30日の広島戦(甲子園)から9月9日の巨人戦(東京D)までセ・リーグタイ記録の10連投(最大6日連続登板)し、チームを10連勝に導いた。藤川はその間10イニングでわずか2失点。2勝7セーブを挙げた。チームは6月下旬に巨人に最大12ゲーム差をつけられていたが、9連勝目でシーズン初の首位に浮上。逆転優勝が現実味を帯びたが、9月下旬に8連敗を喫し、巨人、中日に次ぐ3位に終わった。

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