【仙ペン】「13連敗」を止めた男たち 

スポーツ報知

 連続試合安打のあれこれを調べ出したら松原の記録が止まってしまった。ということは過去の連敗なんか持ち出すと、こっちの方もストップしてくれるんじゃないかな。

 2017年の13連敗。悪夢は札幌ドーム(6月9日の日本ハム戦)で終わったけど、あの試合も最後の最後までキツかった。

 1点差の辛勝。マイコラスが奮闘した。チームの苦境にも「自分のベストを尽くすだけ」とクールにコメント。プロフェッショナルって、こういうことさ。

 それでも打線は2得点がやっと。今も昔も連敗中ってショッパイね。誰が打ったんだっけ? 翌10日のスポーツ報知の記事を引用してみよう。

 「坂本の打球は大きな弧を描き中堅フェンスを直撃した。1―1の5回2死二塁から高梨のインハイ142キロを…」。さすがは我らがキャプテン。いや、それよりも相手の投手だ。ある意味、巨人の13連敗を止めたのは高梨だったのか。

 そんなわけで歴史は都合良く繰り返さない。坂本が高梨を打ち崩したところまでは4年前と同じ。ただ2021年の巨人にマイコラスはいなかった。

 この試合まで9試合続けて2得点以下。そんな打線がたまたま爆発したからって、投手陣に文句を言える資格はない。だけど戸郷さん、情けないじゃないか。

 サカマルオカが久しぶりの全開モード。最高のお膳立てが整ったのに、ちゃぶ台返しにもほどがある。だけど13連敗を知らない21歳を責めるのは酷かも。あの惨めさ、あの絶望、あの怖さをホントの意味で知っているのは勇人だけだ。

 暗きより暗き道にぞ入りぬべき…なんてボヤきたくなるけど、夜道を照らす光も見えてきたと思う。個人的には中田の献身プレーにグッときた。再三の好守に全力疾走、ただでは負けない弾。そうか、この男も巨人のワースト連敗脱出を相手ベンチから見届けていたんだな。

 ヤクルトとはモチベーションが違うけど、今となっては「V争いよりCS争いの方がゾクゾクする」と強がってみたい。そして「マイコラスより高橋優貴」とも言ってみたい。

巨人

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