【オリックス】25年ぶりV譲らん! 3連敗阻止で中嶋聡監督「勝って明日にいけるのは大きい」

スポーツ報知
勝利投手の山崎颯一郎(右)とタッチする中嶋聡監督

◆パ・リーグ 日本ハム0―3オリックス(15日・札幌ドーム)

 オリックスが引き分けを挟んだ連敗を「2」で止めた。ロッテも勝ったため、相手の優勝マジックは「8」に減ったが、依然0・5ゲーム差の首位をキープ。中嶋聡監督は「内容はあまり良くないけど、1つ勝って明日に行けるというのは非常に大きいと思うので、明日、また頑張ります」と前を向いた。

 チームの柱、山本と同級生の山崎颯が大きな仕事をやってのけた。先発で6回2安打無失点。今月6日の前回登板で、1失点ながら4回途中降板を喫した同じ相手に雪辱を果たし、2登板ぶりとなる自身のプロ2勝目を挙げた。3年目に右肘内側側副じん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を施術し、育成での再契約も味わった苦労人の5年目右腕は「いい集中力で、投げることができて良かった。打者の皆さんが、先に点を取ってくれたので、楽になった。前回、思うような投球ができなくて、多少だけど、リベンジしてやろうという気持ちでいった。試合前、(投手コーチの)高山さんに『8回、いきます』と言ったけど、6回で(笑い)。そこは言われて、まだまだだなと、思いました」。16日に先発する同級生の山本へ「由伸には、いいバトンパスできたかなと思います」とエールを送った。

 先発右腕を援護したのは、吉田正を欠く打線をけん引する4番・杉本だ。両軍無得点の4回無死一、二塁で決勝弾となる先制の32号3ラン。2位のソフトバンク・柳田に5本差をつける“キング独走”のアーチに、杉本は「感触も完璧でしたし、今年一番の当たりでした! (山崎)颯一郎が頑張って投げていましたし、なんとか打ててよかったです」と自画自賛した。

 ロッテも勝ったために、相手の優勝マジックは1つ減ったが、首位を堅守。苦しい状況は続くが、目の前の戦いを勝ち抜いていくしかない。わずか4安打ながら、効果的な一発での勝利は大きい。10日のソフトバンク戦(ペイペイD)の初回以来、本塁打を除く適時打が44イニング出ていない現状も、指揮官は理解している。

 指揮官は「(杉本の本塁打を除く)他ではいい攻撃だったとは思わないので、それはもう現状の調子なのかなというのもあるし、何とかこれを打開していかなきゃいけないと思います。明日につなげるためのバッティングをしなきゃいけないし(無視一、二塁の好機をつくった)最終回でも点を取らなきゃいけない。まだまだ、できてないことはある。それでも、1つ勝って明日にいけるというのはいいと思います」。いま、最も重要な「勝利」を手に、力を込めた。

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